少しまだ早かったようですが、個人的にはこの位の色合いが好きです。
安居渓谷の紅葉 |
瀬戸川渓谷の紅葉 |
仁淀ブルーで有名な高知県「安居渓谷」にも寄ってきましたが、
この時期でもブルーは健在でした。
安居渓谷 |
一般的に雨量が少なくなるこの時期からは、
透明度は上がるものの、川底のコケや沈殿物、落葉などで
茶色っぽく映り、見栄えは悪くなります。
それでもこれだけの色を演出してくれる安居渓谷は、
他とどこが違うのでしょうか?
今回はそのブルーの秘密に迫ってみたいと思います。
ブルーを演出している大きな要因は、水の綺麗さはもちろんですが、
やはり川底の青っぽい「変成岩」の影響ではと考えました。
そうであれば、わざわざここまで来なくとも、
「同じように変成岩帯に流れる川であれば、
川底の石の効果で同じようにきれいに見えるのでは?」
と、昨年吉野川水系の川を見に行きました。↓
吉野川水系の川 |
こちらは同じように変成岩の川ですが、青っぽいのばかりで無く、
白や銀色のも入り、よりきれいに見えそうです!
実際見た時の感想も、
「やっぱり思ったとおり!わざわざ行く必要なし!」でした。
変成岩帯にある川の上流部であれば、十分「ブルー」が
満喫できると思ったのです。
この淵↑なんかは最高に良い雰囲気で、水遊びに最適ですね。(吉野川水系の川)
ただ、川底の石を見るとコケに覆われ、石の演色効果はそれほどでも無いのか??
と帰り際、少し疑問が沸いてきました。
せっかくここまで来たのなら、同じ条件のこの日に本物の「仁淀ブルー」まで
行き、比較してみるのが一番確実では?と、
急遽、安居渓谷「水晶淵」まで足を延ばしたのです。
さて、行ってみると・・・・
本物はやはりすごかったです!
川底はコケや沈殿物が極端に少なく、透明度も全く違っていました!
水晶淵 |
水晶という名のとおり、川面から見ても違いが明確に分かります。
同じ日なので条件はほぼ同じはずなのに、この透明度の差は何か?
このように他の川とは全く異なり、川底がとても綺麗です。
コケがないので鮎は生きていけないですね(笑
上流まで足を伸ばしましたら、やっと謎が解けました。
これですね。↓
「砂防ダム!」
そう、すぐ上にはたっぷり土砂を蓄えた砂防ダムが2つ!
さらにグーグルマップで確認すると、その上にいくつも連なり、
なんと全部で10箇所以上!
砂防ダムは土砂が堆積しており、ダムの上は水がありません。
土砂の中に水流があるのです。
10箇所以上の砂防ダムの土砂の中を水が通り、濾過されるため
透明度が上がるのでしょう。
この砂防ダム群を抜け、放水口から湧水のように濾過された水が
川となって流れ出し、最初の深い淵がここ「水晶淵」なのです。
透明度が高いクリアな水ゆえに、川底にコケや沈殿物が少ない。
更に深すぎない「適度な水深」のおかげで、
川底の「青石」が光を反射し演色効果を最大限に発揮して
この「仁淀ブルー」を演出しているという訳です。
実はこの砂防ダム下の淵が最もえげつない色をしています。
水晶淵で引き返さず、ここまで足を伸ばしてください。
上の写真は夏のものですが、先日11月でも川底はここまで↓綺麗でブルーです。
砂防ダム下の淵 |
当初「こんなに綺麗なブルーなのにダムなんて作って台無しやなあ・・」
と思っていたのですが、このクリアな水の立役者だったとは・・・
ですので、同じく仁淀ブルーの代名詞として有名な「にこ淵」より、
透明度という点では明らかにこちらが勝っています。
にこ淵の場合は、少し水量が減ったタイミングであれば透明度も上がってきますが、
コンディションの良い日は少ない上、川石もコケが生えて演色効果はイマイチです。
澄んだブルーを見たい方は、断然「水晶淵と砂防ダム」こちらをお勧めします。
ベストシーズンは、7月から10月頃だと思います。
冬場は水量が少なかったり、落ち葉が底に溜まるのであまりきれいに見えません。
ある程度の雨が降り、川底がきれいに掃除され水が落ち着いた時がベストです。
近くにお出かけの際は、ぜひ「安居渓谷」まで足を伸ばしてみて下さい。
オオクワの方は2本目への交換が終わり、やっと落ち着きました。
新ブリードルームの初年度ということもあり、エアコンのコントロールが上手にできず、
1本目から躓いてしまいました。
極端に温度差が生じてしまい、ひどいのはキノコが生えたり、劣化も全体的に早く
まだ若く小さい割に黄色くなってる幼虫が多い印象です。
最近やっと「マスカー」で風向きをコントロールし、安定し始めました。
又、採卵、投入時期と引っ越しが重なったため、多くは菌糸カップに入れたのですが、
蓋の穴が少なかったのか酸欠にになったようで、成長不良っぽい個体も多いです。
毎年こんな失敗ばかり書いてるようで、読んでてつまらないと思いますが、
皆さんも同じ過ちを犯さぬようご注意下さい。
来期の補強も行い、早くも来期の構想に入っております。
MUGENさんから
嶋原さんから
また、今年羽化個体の販売は、むしオークションに随時出品しておりますので、
よろしかったらご検討ください。
リンク「むしオークション」
それでは今回はここまでです。ありがとうございました。
こんにちは
返信削除会長です。笑
MUGEN氏930同の
552を補強されたんですね!!
MUGEN氏930のオジ、オバ
1904ライン1ペアも
かなり良い感じです。
どうも、ありがとう
ございました。
ヒナマックス氏からの
ギネス932のオジと
譲っていただいた
MUGEN氏930のオバ
1904ライン568は
2年目で4頭しか
産んでいませんが
25、22、18、15g
くらいです。笑
25gから、93は
無理ですよね。笑
全部メスみたいです。笑
こんにちは
返信削除会長です。笑
MUGEN氏930の
同腹552を
補強されたのですね!!
ヒナマックス氏からの
ギネス932のオジと
MUGEN氏930のオバ
1904ライン568は
2年目ですから
4頭しか産んでませんが
25、22、18、15g
くらいですが
25gから 93は
無理ですよね? 笑
全部メスみたいです。笑
会長
返信削除コメントありがとうございます。
会長もいつも良い個体を補強されているようで楽しみですね。
良血25gメスはすごいですね!
無事羽化させれば種で使えそうです。