2020年10月4日日曜日

2019シーズン羽化報告

今日はゆっくり時間が取れましたので、久しぶりの更新です。

本当はすぐに更新するつもりが、大きな買い物などもあり、あっという間に
1ヶ月半も経過してました・・・ごめんなさい。

しかも、早々に脱線します。(笑
先程昼食を終えたのですが、ちょっと嬉しいものを見つけましたので。

ラーメンなんですが、・・・




セーケンさんやmasaさん達が来県した際に、必ず通った店「讃岐ロック」さんが

なんと! 名店伝説の商品になっていました。


正直、「行列する有名店」というほどでは無く、穴場的な店という感じですが、
名店伝説シリーズになっていたので、驚きです!!

もちろん即購入しさっき食べましたが、スープは本当に実店舗に近いです!

鳥の上品な出汁に魚介が入り、香りの良い油が表面に漂う・・・

まさに、あの味を思い起こさせます!

簡単に魚粉で誤魔化した味でなく、本格派で良かったです。

麺は平打で、かなり頑張ってはいますが、
うどん用小麦の弾力豊かな実店舗の味には届かずといったところでしょうか・・・

それでも、袋ラーメンでここまで再現しているとは驚きました。


ラーメン好きのクワ友さん達も絶賛の名店ですので、醤油ラーメンが好きな方!

見掛けたら是非お試し下さい。






さて、お待たせしました。

オオクワの話です。

もう忘れそうですが、2019シーズンの羽化報告から・・・・

昨年2018シーズンはセミが多かったので、今年は冬温度を長くして、
セミ化防止を意識した結果、セミは2~3頭のみと、大きく改善しました。

反面、成熟度が今一歩の印象で、
体重の割にサイズが伸びない個体も多かったように感じます。

不全は比較的少なかったようですが、上翅にシワが出る個体が多かったです。


89UPはノギス当てましたので、写真をUPしご紹介します。




N1924ライン (♂90.5mmB(N1712)×♀52.4mm(SR1809 早期))から

♂89.0mmです。

残念ながら、上翅にシワが多い個体です。











SR1907ライン(♂89.5mm(2016 SG1)×♀52.9mm(SR1809 早期))

♂89.1mm

2年目も種親として活躍してくれたSG1の89.5が父親です。
こちらも上翅に少し膨らみがありますが、今年の大型個体の中では比較的軽微な方です。













SR1905ライン(♂90.0mm(2016 SG1)×♀51.8mm(SR1836 早期))

♂89.4mm

こちらの父親は同じくSG1ですが、90.0mmの方です。
幼虫時体重が乗ったラインですが、この個体は38.8gからの羽化です。













SR1906ライン(♂89.5mm(2016 SG1)×♀52.7mm(SR1804 早期))

♂89.8mm

右上翅に大きな水泡が出来ましたので、少し翅が短くなったようです。
訳あり個体ですが、形状は整っていると思います。

このラインは他に88mm台が2頭、87mm台1頭、86mm台2頭と大型が多く出ました。



同腹ではこのような綺麗な個体も出ております。


SR1906 ライン ♂88.5mm

こちらは種親予定です。







そして、
今期最大だった個体は、訳ありですがこれです↓



SR1904ライン (♂90.0mm(2016 SG1)×♀52.9mm(SR1823 早期))

♂90.1mm

こちらも上翅に細かなシワが入った訳あり個体です。
顎が大きく、迫力がある個体だけに大変残念です・・・・。

同腹では87mm台が3頭羽化しています。









最後に
来期種親エース候補のご紹介です。


SR1902ライン (♂90.0mm(2016 SG1)×♀54.0mm(SR1810 早期))
♂89.9mm

こちらも父親はSG1 90.0mmですが、母の54.0mmもSG1のインライン早期です。

嶋原さん準ギネス同腹の大変濃い配合だったので興味があったのですが、
予想に反して個体は大変綺麗でツヤツヤでした。







少し猫背なので、他の個体のように格好いいポーズにならなく、
写真映えしませんが、実物はなかなかの美男子です。

顎も素直なので、来期期待の♂です。

以上主な羽化個体でした。








最後に餌交換状況です。

2本目交換は早くに終わっておりますが・・

今年は菌糸の管理が悪く、劣化が早かったため、良い経過ではありません。

少し詰めが緩すぎたのか???? と思ったりしてます。

1本目でこれほど失敗したことは無かったので、モチベーションがやや落ちております。

1本目失敗すると先が長いので、本当にキツいですね・・・(笑


まあしかし、全体の1/3くらいは、まずまずの状態で交換できましたので、
その中から大きな個体が出ることを願って管理していきます。

それでは。



2020年8月25日火曜日

仁淀ブルー 安居渓谷

 久しぶりの更新になりますので、まずはブリードの近況です。


2020年シーズンは無事スタートしていますが、ここに来て菌糸の劣化がかなり進行し、

慌てて2本目に交換を始めたところです。

この時期から39gの幼虫が出たりしていますので、温度が高すぎたのか??

とも思いましたが、25℃~25.5℃と昨年と変更していないので、

正確な原因は不明ですが、やや心配なスタートとなってしまいました。



2019シーズン羽化は7月には完了していますが、菌糸詰めなどで忙しく、

やっと個体の採寸が完了したところです。

89mm~90mmくらいの個体は数頭出ていますので、次回は個体写真を撮影し、

ご紹介したいと思います。


仕事がバタバタしてまして、まだじっくり個体を確認出来ておらず、

新成虫販売のお問い合わせも頂いておりますが、ご案内も出来ずにおります・・・

大変申し訳ございません。

月末頃までにはお知らせ致しますので、もうしばらくお待ち下さい。

(尚、管理表は更新していますので、サイズくらいはご参照頂けます。)


メールが届かないといったケースがありましたので、こちらから返信が無い場合は、

お手数ですが、メールフォームからも送信して頂ければ幸いです。






さて今回は、

"つなぎ”の記事として、先日訪問した綺麗な川をご紹介させて頂きます。


お盆休み、今年は帰省もあまり出来ない状況なので、

水質が良い事で知られる「仁淀川」へ息子と妻を連れて行ってきました。


有名な "仁淀ブルー”がどれほどのものか確認するために。


前夜は高知の梶が森キャンプ場で、15年ぶりくらいのテント泊です。


         道中の不思議なイチョウの木


          鹿の親子発見!


ここは標高が高く、天文台もあるくらいなので、夜空の星はそれは見事でした!

天の川もくっきり見え、流星群の接近もあり、大きな流れ星がいくつも確認出来ました。


私は田舎育ちなので、子供の頃は綺麗な星空は見慣れていますが、

天空が広いと又格別ですね。なんか宇宙に居るようで・・・・

妻と、息子はこれほどの星空は初体験なので、大喜びでした。


三脚が無かったので、撮影出来なかったのが心残りです。(笑

今度は夜空の撮影にもチャレンジしてみたいです。



               日の出前の雲海


翌朝は、運良く雲海も現れ、山のキャンプを漫喫しました。


トイレ汚いですが、無料のキャンプ場ですので、四国の方は是非どうぞ!

オススメです!


         綺麗な朝日が顔を出しました!






表題の目的地「安居渓谷」はこんな所です。



      パンフレットより


混雑時は一方通行になります。




今回は宝来荘の駐車場に停め、歩いて上流を目指しました。


駐車場から見た川の綺麗さに早速やられました(笑




川底の砂利が明るめの色なので、水が一段と綺麗に見えます。







ここ安居川は仁淀川の支流で、地質的には日本最大の広域変成帯である

「三波川変成帯」のど真ん中に位置しています。


文字通り変成岩で成り立っていますので、特徴的なのは、河原に青石と呼ばれる

薄緑色の石や、白っぽい光る石がゴロゴロしている事です。

この青石こそが仁淀ブルーの秘密で、高い透明度の水をより一層ブルーに見せる役割を

しているようです。




ここが一番の見どころ 「水晶淵」








流れが緩やかなのに底にゴミが少なく、コケも付いていないので、青が一段と

引き立ちます。


この写真は12時半くらいで、まだあまり日が当たっていません。

もう少し遅い時間、この時期なら13時~14時くらいが良さそうですね。





そしてブルーのクライマックスは、「砂防ダム下」



いやあ、まぶしい程のブルーでした!

生まれ育った実家にも綺麗な川はありますが、

こんな綺麗なブルーは見ることが出来ません。

仁淀ブルー 想像以上でした!




暑かったので少し下流で水に浸かると、やや渇水気味のためかそれほど冷たくなく、

ブルーの水面と、高い透明度の中で川魚(アマゴ)と一緒に泳げば、もう最高!

しばし楽園気分を満喫出来ました!


愛犬は嫌がってましたが・・(笑


川遊びをしている方も多く、近ければ又訪れたい場所です。

撮影目的でしたら、雨上がり後数日経過し、水の透明度が上がるタイミングで、

川底に落ち葉が少ない7月~9月までの時期が良いと思います。



そして同日、同じく仁淀ブルーで有名な "にこ渕”も寄りましたが、

滝により濁りが出るのか、透明度はさっきの安居渓谷には及びません。

かなり人も多く、駐車場から川までの高低差も大きいので、あまりお勧め出来ません。

近くでしたら、遊歩道が楽しめる「中津渓谷」の方をオススメ致します。

    インスタで有名になった にこ渕↑ ですが、個人的には???




他にも同じ変成帯にある吉野川水系の汗見川や、愛媛県側の川なども綺麗と

評判のようで、機会あれば訪れてみようと思います。








2020年5月6日水曜日

掘り出しスプーン作成

今年のGWはコロナの影響で帰省せず、ずっと自宅にこもっております。
クワガタルームの整理をするのに良い機会だと思っていましたが、
なぜかダラダラしてあまり進んでいません・・。
  (最終日なので、今日は頑張ります(笑)



まずは近況です。

19年シーズンの幼虫は、例年通り暴れる個体が多く出ており、
小さい幼虫は放置、大きな幼虫は諦めずに4本目、5本目に交換しています。

暴れの割合、ざっと3割程度でしょうか・・・・
最終ボトルを12月交換にしていた頃よりは、少しマシになりました。

ブリードルームから嫌なガリガリ音が聞こえなくなってきたので、
早いのはそろそろ蛹化が始まっているようです。

狙った時期より少し遅くなりますが、6月中旬頃が羽化ピークになりそうですね。




20年シーズンブリードは、ペアリングがまだ少し残っていますが、
終わったメスから随時産卵セットに入れ始めています。

種♂2枚看板の 89.6mm 89.4mm は、2頭とも種確認が済んでおり、
メス扱いも上手そうなので、種付けは成功していると思います。

ペアリング後、メスの活性も高く、餌も沢山食べていますので、
採卵に苦労することはなさそうです・・・・・

さあ、どうでしょうか・・??


産卵材については、カビをあまり気にしない方なので、
今年もホダ木や山から拾ってきた朽ち木をメインにしています。

ただ、カビるよりカビない方がマシだと思うので、
先輩ブリーダー様からの勧めもあり、新たに植菌カワラ材も試しています。

今年入手した植菌材は大変綺麗な材でしたし、手間を考えるとそれほど
高価なものでもないので、成績が良ければ来年もっと増やすかもしれません。





能勢ばかりでなく、香川産の方も少なめですが継続しております。

今回は♂の画像を撮ってなかったので、ご紹介します。




1頭目 HM-1804ライン 76.4mm
サイズは大きくありませんが、顎が細長くシャープな個体です。










2頭目 HO-1801ライン 77.7mm
香川産としては大型の部類で、顎は太めで綺麗な弧を描いています。


こっちの方が、おそらく オオクワガタらしい形状 だと思いますが、
個人的には1頭目の方が好みです。

こう見ると個体差があり面白いですね。

ちなみに、HMもHOも距離は少し離れていますが、同じ綾川町産です。

自己採集からの個体なので、香川産も出来るだけ長く続けたいと思います。








あとは、あまりネタが無いので、表題の件。

以前も記事にした事がありますが、愛用の掘り出しスプーンをご紹介致します。


昨年長年愛用していたスプーンを無くしてしまい、
再度作成した時のものです。
 (製作といっても柄を付けるだけですが・・・(笑)

材料は、マドラースプーンとヤスリ用の柄、接着剤などです。





まず、一番大事なマドラースプーンですが、
今回はアマゾンでこちら ↓ を入手しました。

       


以前の製品(直径約5.0mm)より太く、直径約5.4mmあります。

同じアマゾンのベストセラー1位で、柳宗理さんで同じような製品がありますが、
この製品より細く(約5.0mm)やや弱いので、Lindexの方をお勧めします。

直径にして僅か0.4mmの差ですが、使用感は全く違います!







取り付ける柄の部分は、ヤスリ用の柄 ↓ を利用します。




ネットでは、差し込む穴の径を記載している商品が無いので、
可能なら、ホームセンターに行って直接試してみるのが良いと思います。

木製の方が穴さえ合えば簡単で、しっかり固定できるためお勧めです!

穴は多少きつくても、ドリルや細ヤスリで調整すれば大丈夫です。




樹脂製のものは握り心地は最高ですが、接着剤が効きにくいので要注意です!

今回はこちら↓を使用しまして、後述する方法で固定すれば大丈夫そうでした。

     






接着剤は耐衝撃性のあるものが良いと思います。

特に樹脂製グリップの方は変形しますので、弾性があるものでないとダメです。


材料は以上で、
あとは、好みの長さにグラインダー等でカットして接着するだけです。






今回は、1400ボトルの対角位の長さにしてみました。


樹脂製グリップの場合は、差込穴が短いためそのまま使用するとすぐに抜けてしまい、
穴を延長する必要があります。

ドリルでも良いですが、今回は簡単でピッタリなじむよう
熱で溶かす方法で延長してみました。

マドラーをカットする際に、グラインダで少しテーパー加工し、差し込みやすくします。



この際、摩擦でかなり熱くなると思いますので、
その状態で樹脂グリップに強く差し込み、溶かす事で穴を奥まで延長します。

20mm位は延長したいので、最初カットする際はその分長めに切って
調整しておく必要があります。





あとは、一旦抜いて接着すれば 完成 です!

接着剤の硬化時間は説明書以上に十分取って下さい。

お好みでスプーンの先端を少し薄く削ると、
ボトルと菌糸の隙間にスパッと入るようになります。


ブリードで最も使用頻度が高いものだと思いますので、
まだ良いツールが見つからないという方は、是非チャレンジしてみて下さい!








2020年3月11日水曜日

栗林公園のライトアップ

新型コロナの影響でイベントが中止になる中、中止直前に入る事が出来ました。

チームラボによる 栗林公園のライトアップイベント


ちょっと、えげつない色ですが・・・・(笑




一昨年、高知城でも同様のイベントがありましたが、今回の方がずっと綺麗でした。

やはり池がポイントで、水面に映す事でその効果が倍増するようですね。




栗林公園からは周辺のビルが見えにくく、BGMの効果音もあってか、
どこか異空間に入ったような感覚に陥る程でした。


























写真は、カメラを落とし、レンズを壊したため少しボケていますが、
手持ちで夜景をそれなりに撮影出来るようになるとは、技術の進歩は素晴らしいです。

今後もどこかで同様のイベントがあると思いますが、
特に、池のある公園などでは見応えがあると思いますので、お勧めです。













さて、クワガタの方ですが、

1月中旬から2月上旬にかけて、奈良・京都方面出張であったため、
ボトル交換が遅れていましたが、何とか完了しております。

出張先は、結構山沿いの場所で、周辺はオオクワガタの生息条件が揃っており、
仕事しながらも、ちょっと気になる場所があちこちにありました(笑

まだまだこういった環境も残っているんだと、少し嬉しい気持ちで香川に戻ったところです。



肝心の幼虫体重なんですが、詳しい結果は管理表をご覧に頂くとして、
全体として昨年よりやや控えめで、極端に小さいオスも結構出ています・・

それでも、ラインによっては40g前後の元気そうな幼虫もそこそこ出ていますので、
まあ、それなりに楽しめそうです。

1905ラインが最も体重が乗っていますが、
個人的には1904ライン(90.0mmSG1×1823早期)の経過が良く期待しています。

さて、結果はどうでしょうか・・・・??

昨年は大型幼虫の多くをセミにしてしまいましたので、鬼門の最終ボトル
しっかり管理したいと思います。




虫の写真も無いと寂しいので、1頭だけ・・・






2月20日羽化、SR1906ライン(89.5mm(SG1)×52.7mm(1804))です。
6/1投入 
9/15交換 36g 
11/16交換 34g
顎は比較的素直で、形状も整った個体です。


羽化後26℃環境で、もうすぐ3週間が経とうという頃で サイズは83mm後半
最終83mmくらいで落ち着くでしょうか・・・

ただこの個体、写真では少し分かりずらいですが、なかなか黒くならないんです。

頭部はまだ少し赤みがかったままで、お腹もまだまだです。




以前、自然下で赤い個体を採集した事がありましたが、
その時は、羽化時期の温度が低い事が影響しているのでは?
と勝手に推察していました。
  リンク→ 赤いオオクワガタ


この個体は、11月の交換時にスイッチが入ったと思われ、その後のブリードルームは
まさに冬温度の時期です。

やはり、

蛹化前から羽化までの間の「ある期間」又は「全期間」が低温の場合、
赤みが強い個体になる場合があるのでは? 

という思いを強く持ちました。


改めて検証するつもりはありませんが、ちょっと興味深いですね。



ちなみに、
自然下で採集した赤い個体の仔は、
遺伝して 赤い血統 になるかと大いに期待してブリードしました。

もちろん通常の温度帯で飼育し、羽化させたのですが、

結果は・・・

残念!! 

翌年の記事でもご紹介しましたが、
やっぱり、真っ黒な個体 が羽化しました(笑





2020年1月5日日曜日

やっと2019シーズン管理表をアップしました。

あけましておめでとうございます。

最近は体調も戻り、クワ作業も普通に出来るようになりましたので、
今年もよろしくお願い致します。

お正月は実家の高知に里帰りし、初詣の後は、元旦早々から営業している
近くの水族館へ行ってきました。


外観です。 

水族館っぽくないでしょう?!


そう、廃校した小学校の校舎を利用した水族館なんです。



これ自販機の背面です。


地元の定置網に掛かった魚をメインに展示していますので、
特別に珍しい生き物が居るわけでは無いですが、展示が工夫されていて
案外楽しめました。


剥くのが面倒ですが、味は美味しいアサヒガニ

伊勢エビやヒトデは入っていました。



ちゃんとした展示水槽ももちろんあります。



ウミガメ君はお昼寝中!


プールはサメとウミガメの水槽になっていました。


大人は魚より校舎自体を懐かしんで楽しんでいる感じです。

教室の机や椅子、理科室の模型、音楽室の足踏みオルガンなど・・・・

座ったり、楽器を演奏したり、昔にタイムスリップした気持ちになり、
はしゃいでおりました(笑





高知県東部は観光スポットが少ないので、頑張って続けて欲しいですね。

近くの海岸にある夫婦岩








さて、長くサボっていた ブログ更新。

この休みにやっと重い腰を上げ、ようやく2019年シーズンの管理表をアップしました。

取り立ててすごい体重のラインが出た訳ではないのですが、
ずっと続けていますので・・・





今シーズンは、幼虫採りに苦戦しました。

特に2年目のオスを使用したラインで採卵数が少なく、粘って採っています。


又、毎年の事ですが、産卵せずに寝てしまう早期メスも1~2頭いまして、
そんなラインに限って一番欲しかったラインだったりします。

早期メスは寝かさないよう、温度管理には気を付けないといけませんね。

セットしたまま放ったらかしにしていると、8月末に産卵したようで、
9月に初令幼虫が出てきました。



ほとんど処分しましたが、数頭は実験的に常温管理で飼育しています。





エアコン組は、交換タイミングを失敗した点を反省していますが、
とんでもない大失敗は無く、すでに2本目、一部3本目へ交換しています。

幼虫頭幅はここ最近で最も良く、14mm台後半のも出ています。

一方、体重はそれほどでも無く、昨年並みといったところでしょうか・・・


最大は、一部3本目交換した中からこちら



N1921ライン(89.4mm×52.2mm)から47.3g


メスの系統が 体重乗る系 なので納得ですが、羽化は無理でしょう。



近頃は幼虫体重だけでは優劣が付けにくくなっていますので、
早期の仕込みは迷いますねー

一応、20頭近くは仕込みましたが、概ね羽化しているようです。

さすがにこれだけ続けているとコツも掴み、ほとんど失敗しなくなりました。

一気に温度上げるので無く、2~3段階に分けて上げると良いようですね。





あとは、いよいよ来週末から羽化ボトル用の菌糸詰めが始まりますが、
1月中旬から2月末まで、仕事で京都出張が決まりました。

ちょうどボトル交換の日程と重なりますので、つらいところです。

何とか日曜日は帰ろうと思いますが、忙しい現場の応援なのでどうでしょうか・・・

苦手の羽化ボトルですので、タイミングをずらさないよう頑張ってみます。