2014年11月2日日曜日

幼虫の経過・・・早期羽化多発かな??・・



オオクワ幼虫の2本目交換も概ね終わり、何とか余裕が出来てきました。

かなり飼育数を増やしたのと、仕事が忙しくなったののダブルパンチで余裕時間は
ほぼクワガタ作業をしてるような日々が続いており、家族は相当あきれております・・・
来期は少し減らしたいです(笑

今期は狭い飼育スペースにボトルを詰め込んだせいで、メスの自然早期羽化が多そうです・・・・
棚の上部、温度が高い場所に過密状態にしていますので、菌糸の熱がこもっているんでしょうね。

こんな感じですから・・・


まあ、一帖ちょっとの空間で300頭くらいいますからねー
ある程度は覚悟しておきます。

もう10月に羽化している個体もチラホラ・・・・・(汗
早い割に、固まっても53mm以上はありそうなので、来期の種親に使えそうですからまだ良いですが・・


経過の方は能勢・香川産共、結構期待できそうです!

今期は香川産のラインを増やし力を入れているのですが、
香川産の自己最高体重を更新しました!

しかもそのラインは、最も気に入っている美形オスF0: 68.5mmと
同じ日に採集した大型メスF0: 47.6mmからで、なんと28gUPです。
オス親:綾川町産 F0 68.5mm

この個体は大変楽しみです。

昨年の羽化個体では、あまりバランスが良くなかったので、30gまでは欲張りません。
良い形状で無事に羽化して欲しいですねー




能勢産の方も、種親サイズの割に健闘していると言えます!

全体の印象としては、昨年と同様でなかなか好調でした。
なぜかメスの体重が重いですが、良い材料ととらえる事にしています。

有名ブリーダーさんのような大当たりラインは出ませんが、
2本目交換時の最大体重は昨年より良かったので、正直ちょっと安心しました。





C4ライン ♂82.1(A9-10)×♀52.2(13SG28-5)


C6ライン ♂82.1(A9-10 )×♀52.5(A4-1)


今回ちょっと驚いたのは、500ccボトルに初令初期で投入した幼虫が、2ヶ月と一週で何と34.4g
にもなっていた事です。
他にも31.7gってのもいました。

さすがに、これらの大型幼虫になると500ccではきつそうで、ボトル表面の薄い菌糸皮をめくると
いきなり居食い部屋で、中央にドカンと幼虫が居座っており、幼虫だけでボトル容量半分くらいは
占めてるんじゃないかと感じるくらいです。
そんな様子ですから、当然大きく感じ、40g行ったんじゃないかと少し期待してしまいました(笑

500ccは昨年から一部使用していますが、単にうちのボトル事情からで、交換回数も増えますし、
あまりお勧めはしません。

成長についてはあまり違いを感じていませんが、オスの場合、今回のように長く引っ張るのは良くない
と思います。
もう少し早めに交換してやるべきでした。


その他では、まだ体重は乗っていませんが、8月投入したラインは結構頭が大きく、若かったので、
後半組も3本目に期待しています。





又、今期は1本目で★になった個体は少なかったのですが、交換時脱腸で★になってしまった個体が
結構ありました。
しかも大きな幼虫で・・・・

原因がわからないのもありますが、多くは頭幅を測る際などに糞が出るタイミングでお腹の辺りを
圧迫したのではと推測しています。
後半は気を付けて交換し、脱腸はなくなりましたので・・・・・

頭幅を計測される方は、ご注意ください。



管理表は作成したものからアップしますので、うちから送った虫をお持ちの方々は来期の参考に
していただければと思います。


廃菌糸から採ったヒラタケ いつも家族に好評です!