2017年2月19日日曜日

最終ボトルへ交換完了

年末にカメラを買い換えました。

10年以上前に買ったキャノンのフルサイズ機をレンズと共に処分し、
ついにソニーに乗り換えです。

昔は登山で風景写真なんか撮ってましたので、大きなカメラでしたが、
よく考えると、最近クワガタの写真かペット、家族のスナップ写真しか撮っていません。

無駄に大きなカメラは必要ないと、
ソニーのミラーレス α6500(APS-Cサイズ) にしました。



やっぱり10年も経つと、ミラーレスでさえ当時の一眼をしのぐ程の実力を持っており、
下手な私には十分すぎる程です。

特に暗所でのノイズの少なさや、動体へのオートフォーカス性能は格段に進化しており、
解像感も旧機を凌駕している感じです。

唯一、ボケだけはセンサーサイズが違いますので、劣るのは仕方ないとこでしょう。



これだけの性能がこのコンパクトなボディに詰まっていると思うと、
なんだか所有しているだけでワクワクします。

これからは時々写真も楽しみたいと思います。





さて、本題の幼虫経過ですが、
1月中旬から準備し、2月18日の土曜日にやっと交換完了しました。

                                     長かったー


うちはスペースが限られているので、飼育頭数が多いと

詰め→交換→ボトル洗い→詰め・・・・ 

何度もこの作業をやらねばならず、ブリードルームの環境上もよろしくないと
思われるので、本当に来期から減らそうかと悩んでおります。


肝心の結果は、期待した程大きな幼虫は出ず、これまた少しがっかりしています・・・

でも、調子の良かった一昨年よりも良さそうなので、一応、自己最良の経過ではあります。



二銘柄使用した菌糸の内、一方の管理を誤り劣化暴れを連発させてしまいました。
大きい幼虫も居れば、30g未満の小さいのも何十頭か出ています・・・・

上手な方々のように、バラツキが無く、大きなのばかりといった管理表にはなかなかなりませんね。

もうブリード初心者とは言ってられないキャリアなので、本当に勉強せねば・・・・(笑



40gオーバーは3頭のみ追加で、結局、計4頭しか出ておりません。

以下に出たラインをご紹介致します。


まずは前回42gの報告をさせて頂いた
YG24ラインで追加もう1頭

♂85.5mm(ニックT様所有 GMT様141Y  872同)×♀52.3mm(M2ライン早期)


こちらのラインは里子先でも40gオーバー出ていますので、最も調子の良いラインです。









次はYG17ライン
♂85.0mm(GULL様1409 884同)×53.0mm(M2ライン早期)


こちらもメスはM2早期でした。

このM2ライン、早期♂を使用したラインが他にもありますが、体重は乗っておりますので、
種親としては優秀なラインかもしれません。

他、YGはどのラインも ドングリの背比べ 状態で、微妙な感じです。

やはり、羽化してみないと分かりませんね。






 一方、SGはYGに比べると体重の乗りが悪かったのですが、
このラインはちょっと期待出来そうでした。


SG1ライン
♂88.5mm(shima様2015準ギネス同腹)×♀56.9(shima様2015準ギネス同腹)

2015年の準ギネス89.0mm同腹のインライン配合です。


ちょっと肥満体型の幼虫ですが・・・・


他に39g台も出ており、メスも3本目で大きく体重を伸ばした個体が多く、晩成型ラインのようです。

還元率も期待出来そうなので、楽しみなラインです。

以上



いよいよ鬼門の最終ボトル管理ですが、今年こそは対策を立てたので、
無事乗り切りたいところです。

加温は3月に入ってからにする予定です。

その頃には採集にも行ってみたいですねー