2007年11月25日日曜日

サルナシ収穫


庭のサルナシとザクロが熟してきたので、収穫した。
サルナシは新品種だけに大変美味!
昔山で食べたのより格段に味が濃い!

糖度・酸味共高く、キウイのヘイワードを濃縮した感じ・・・
おまけに、キウイと違い包丁で皮をむく必要が無いので食べやすい!
かなり満足したので、実家に植えようと挿し木の準備中・・・

ザクロはカリフォルニアっていう品種で割れないらしい・・・
いつ食べ頃かわかりにくいけど、
とりあえず真っ赤になって久しいので採って割ってみた。

ルビーのような色艶の粒で、ちょうどいい感じ。
こちらも味は上々!種が気になるが・・・
この品種は日本のより木が大きくなりそうな感じだ。
樹勢が強く、我が家の狭い庭にはちょっと持て余しそう・・・

そういえば、そろそろ今のうちに
将来残す木と処分する木を選定せねば!
何しろ、珍しい果樹とか通販で買って植えまくってるもんで・・・・

2007年11月7日水曜日

甘栗のはなし

小学校4年生頃の話である。

その頃の夢(?)の一つに“天津甘栗を腹一杯食べたい!”
っていうのがあった。

その頃は今の様にスーパーで安売りされてる訳でもなく、
年に数回の祭りの日に露店でお目に掛かる程度で、
しかも子供にとってはかなり高価な食べ物だった。
当然小遣いで買える筈は無く、親に買ってもらって、
兄妹で奪い合って食べたものである。

そこで、何とか腹一杯食べる為に、
何とか自分で作れないものかと考え始めた・・・・。

まず、材料の栗は裏山に行けばいくらでも転がっている。
しかも、大きさも同じぐらいだ!
でも、あの甘みはどうしてるんだろう???
焼いてるところを思い出すと黒っぽいネバついた砂の中に入って
かき回されていたような・・・・
そうだ!あのネバネバが甘みの秘密に違いない!

そう考えた俺は学校の砂場から砂を調達し、水洗い後砂糖を混ぜた。
あの茶色い色は醤油に違いないと考え、さらに醤油を加える・・・。

おおー!結構いけてる!これで正解かも??
問題は、鍋にこの砂を入れて煎ってるのを家族が見たら何て言うか?
多分、出来る訳無い!とか、
母親なんかは、鍋が傷む!とか言うに決まっている。
んんー、これはとにかく成功するまでは内密に進めよう・・・・。

数日後、家族が留守の時を見計らって、再度チャレンジ!
鍋に砂糖醤油砂を投入し火を入れる。
すると砂に粘りが出てきて、こんがり香ばしい匂い・・・・

よっしゃー!間違いない!

この時点で成功をほぼ確信し、栗を投入!
しばらくかき混ぜると栗の色はまさに天津甘栗そのもの!
心は躍り、顔もニヤニヤ(恐らく)・・・
そろそろ食べられるかな?? とのぞき込んだその時だった!

バーン!

栗の破片と熱々の砂粒がはじけ飛んだ!
アチチー!
砂が顔面に襲いかかる!
必死で落とすも、粘性が出た砂は簡単には落ちない・・

ようやく払い落とすも、上まぶたにへばり付いた大きい砂粒の
跡は赤くヒリヒリ痛む。
ちくしょう!
この時、やっと“さるかに合戦”の話を思い出し、
自分の馬鹿さ加減に気付いた。
“なんてこったー”

でも味は間違ってないかも?とはじけた栗を食べるも、
当然、ただの栗・・・・トホホ。

あとは、この実験が家族にバレぬように、必死で隠蔽工作!
台所を掃除し、砂・栗処分、鍋洗いと完璧に隠した。

が、結局まぶたの上の火傷を問いつめられ、白状し、
当然の様に妹にまで笑われた。
傷はその後10年くらい消えず、
時々見られては笑いネタになる羽目に・・・ガックリ!





天津甘栗は、栗自体の糖度が日本の栗とは全然違う事を
最近知ったばかりで、
その時このエピソードをふと思い出しました。
ただ、前のコメントでも紹介しましたが、天津甘栗をも超える
国産の新品種が出たとの事で、これは去年食べましたが、
本当に甘く驚きました。しかも、年3回収穫できるとの事!
品種改良ってすごい!

農産物の品種改良ってどんどん進んでるようで、果物でも次々
新しい品種が出ている・・・

でも時々、昔の酸っぱい果物も食べたくなったりしません??

2007年10月17日水曜日

週末アウトドア三昧

 


先週末コミュのイベント参加も兼ねて実家に帰省してきた。

天候はイマイチだったけど、アクティブな仲間と充実した週末を
過ごすことができ、大満足!!

まず、土曜日はコミュの仲間と海岸でサバイバルキャンプ!

夕食の食材を求め各々海へ・・・
さすが、皆さん海好きばかり!ガンガン入っていきます。
たちまちいい型の獲物をゲット!

コロダイ グレ イシダイ

レギュラーな獲物達が揃ったところで、食材はもういいかなって感じだったが、
潜る気満々で来てるので、ここは一発ハタ系でも狙ってみるかと
意気込んでエントリー!

が、少し荒れてるのか、濁りがありハタ系探すのしんどい感じ・・・
デカイシダイに狙いを変更して探してるうち、
漁師の網投入に邪魔になったようで、叱られてしまった・・・。
(他の皆さんも私のせいで叱られてしまいました。すいませんでした。)

やっと見つけたイシダイも結構スレてる感じで、結局撃てず、
最後坊主逃れにコロちゃんを戴いただけに終わってしまった・・。

残念・・!


夕食は海の幸三昧!

中でもダッチオーブンで作るイシダイの鯛飯は激ウマ!
酒も進み、いい具合に酔っぱらって・・・・
うん、やっぱりキャンプ最高!

(皆さん酔っぱらいの相手どうもありがとうございました。)


翌日はキャンプのみんなと別れ、家族と朝から栗拾い!

自然の栗なので、粒は小さいが、結構収穫できた。
ついでに芋掘りもする事になり、畑で適当に収穫。
途中、ちょっと気になるでかいサナギが出てきた・・・蛾??
(上写真、知ってる人教えてくだされ!)

昼食前、少し時間が出来たので、キャンプのみんなに
お土産の魚が突けたら・・と考え、急いで港へエントリー!

イシダイとグレ。
グレは大きいの狙って最後粘ったが、時間なく小さいの突いて
急いでエキジット、着替えてみんなに届けようとするも、
皆さんすでに帰路へ・・・しかし、なんと!
わざわざ引き返して下さいました。
(これまたどうもすいません。)

と、まあ、キャンプのみんなには迷惑かけまくりでしたが、
海、ワイルドな晩飯・酒、山、またまた海にと、
忙しくアウトドアしまくった週末なのでした・・・。

2007年9月26日水曜日

下手は釣堀でも釣れず・・

関東にいた頃、よく行ってた渓流釣り堀
四国には少なく、しかも、大概は釣った魚の買い取り制
の所ばかりで、釣り放題って所は聞かない。
断然釣り放題が気合い入り、好きなのだが・・・

先日、徳島の剣山近くの釣り堀に行ってきた。
やはりそこも買い取り制だったので、多分入れ食いで
釣り過ぎに注意しなければと池を覗く。

魚は沢山見えてるし、中には尺オーバーのアメゴもいる!!
買い取り制だが、気合いはかなり入ってきた!!
よっしゃ!!意気込んで投入する。
何匹かは興味があるのか寄ってくるが、食わない・・・

・・・・・・結局30分くらいやって釣果ゼロ。

餌は受付でもらった練り餌。
試しに針なしで餌を投げてみると、
なんと!すごい勢いで奪い合いになるではないか!
んー、これは針が少しでも見えたらダメなのか?

今度は餌の団子を大きくし針を完全に覆って投入!!
はて?んん・・やはりさっきと同じで食わないではないか・・

そのうちでかい団子がふやけて柔らかくなる頃、
1匹が突っつき始め、仕掛けから外れた途端一気に餌の
奪い合い!!
んん?こいつら慣れたもんである。予想以上に手強い!

釣針で無ければ、ハリスが見えてるのか??
今度はハリスを極限まで細くし、針も呑まれるの覚悟で
かなり小さいのに変更。

いざ投入!

やはり結果は同じ、餌がふやけた頃外されて・・・・・

くそー! やけくそで余った餌を一気に撒き餌!!
するとどうだろう、一気に活性が上がり、餌の奪い合いが
始まった。
焦った魚は針付きの餌にも食いついた!
やったー! 
やっと1匹確保。
だが、釣ったのは妻。トホホ。

しかし、この反則作戦で家族4人何とか1匹ずつは釣ることができ、
予定時刻を大幅にオーバーして納竿。
いずれも型が小さく、キャンプの晩飯には心もとないので、
大きいのを3匹購入し、後にしたのであった・・・。

それにしても魚の目の良さ、賢さに改めて驚かされると同時に
これだから、釣りの上手下手が出るのだと妙に納得・・・
・・あの尺アメゴなんか釣れる気がしなかったもの。

2007年9月18日火曜日

海で出会った珍客


先週、瀬戸内でアコウの大型が入ってきてるらしい との情報から、 つい我慢しきれなくなり、
出漁した。

新しいポイントで良い型のを1匹だけ確認、帰りに穴に入る直前に運良く確保。
その後、前回見つけたアコウポイントの様子を覗きに出掛けた。
40cmクラスは5~6匹残しておいた筈が、全く見あたらず・・
おまけにグレや、小型のアコウもゼロ!
何でだろう?? またまた瀬戸内ミステリー
不思議に思いながら岸に帰る途中、中層をニョロニョロ泳ぐシルエット。
まあ、だいたいこんな所で出会う“長いの”にはろくなのいないから、あまり興味もなく気にせず
すれ違った。

すれ違いざま横目で視野に入った顔がウナギに似てる様な気がして、
すぐさま振り返り追いかけて確認。

んん??やっぱりウナギに違いない!!

こんな所でおまえに出会うとは・・・・!!
信じられない思いのまま
即、胴体に発射!!

プスッ 貫通! 
ふうっ、よっしゃ!!
チョッキ銛なので普通はコレでほぼ勝負ありの筈だが、
こいつは結構手強かった!!

何とか逃げようと銛に巻き付きすごい力で締め上げ始めた。
その力で自信の身ちぎり逃げようとしてる様子。
腹に近かったので、本当にちぎれそうになったので、慌てて
ナイフでトドメを刺そうとするも指は噛まれるは、ヌルヌルで刺さらないはで、うまくいかない。
結局、とにかく逃がさないようにと、エラ通しを通してフロートラインに暴れるまま確保し、
そのままエキジット。
チョッキ銛で突く意味無かったみたい・・

道具はヌルヌル、フロートラインはグチャグチャに絡まるしで、後始末は大変だったが、
急な出現と必死の確保で、感じる余裕もなかった満足感が、後になってジワジワ湧いてくる
不思議な漁だった。

しかし、なぜあんな所でウナギくんと出会ったのか??
近くの工事から逃げてきたのか・・・?

いずれにしても蒲焼きでおいしく戴き、家族受けも抜群の獲物なのでした。

~備考~
我が家で人気の獲物
1位 うなぎ
2位 タコ
3位 スズキ
4位 アコウ
5位 グレ、石鯛、コロ、カワハギ等(以降はどれも同じらしい)

2007年8月29日水曜日

思わぬ獲物に大満足!!

日曜日 家族の許可が出て、久々の瀬戸内出漁に出掛けた。
目指すは6月に石鯛らしき魚影が見えた地磯!
朝、上げ潮の満潮前でいい条件のはずだ・・・
と、期待しエントリーすると、透明度は良いのだが、
魚は全くいないではないか!!
25cm以下のチヌがチラホラ見える程度で、狙ってるスズキなんか全く見えないぞ・・・あらら???

仕方なくポイント移動し港の波止へ、ここは水深もかなりあり、
陸から見ても、かなり期待できそう
しかし、期待とは裏腹にここも全くダメ!!
んー、瀬戸内は難しい、いない時はトコトン魚がいない・・・
水温とかも関係あるのかな??
ラッシュガードでも暑いくらい・・・
仕方なくおみやげ用の小さなタコとニナ貝を拾いエキジット。

最後の予定ポイントも止めようか悩んだが、車から近いので、
様子見にエントリー。
透明度良く、海底はきれいな砂なので、リゾートで泳いでいるよう。
ここは、やはり回遊性のあるスズキやチヌはいなかったが、
居付きのグレ、メバルは結構多い様だ。
型のいいグレを狙うも捨て石が魚礁の様になってて、穴に入ると何処にいるか全く分からない!
穴の中のグレ探してると大きな唇 
んん?これが噂のアコウ?
ちょっとドキドキで一旦浮上し、再潜行!
ゆっくり覗くも、残念ながらそこにはもう居なかった。

1年前アコウという魚を初めて知り、憧れて以来、初の遭遇だった。
ちょっとやる気が出て更に先に進むと、同じように唇が・・
今度は逃げられず、少し距離を詰めてきたので何とか確保。
それ以降、こちらを見上げ、45度位に立ってホバリングしているアコウと何回か遭遇したが、外したりスルーしたりで結局2匹のみ追加。
アコウの行動って某サイトの解説通りで、捕獲には大変役に立った。
帰りしには、何とかグレ(31cm)も確保し、
ルンルン気分でエキジットした。

やっぱりアコウ いる所にはいるんだなあ・・・
サイズは約45cm、39cm、31cm

料理法調べて、刺身、煮付、アラ汁でおいしく3日がかりで戴きやした。 
今回やってないけど、鍋もうまそう・・・・・。

2007年8月28日火曜日

香川の川も捨てたもんじゃない!





先日の土曜日家族で久々の川遊びに出掛けた。
香川は雨が少なく、いい川も少ないのだが、ここだけは以前からお気に入りの小さな川。
水中を覗くとあまごがすくすく育ってる。
数年前この川で、子供に釣らせようとあまごとマスを
15匹ほど購入し深みに放したのだが、マスは釣れてもあまごは 全く釣れず・・・・・。
結局あまごはすべて川に残し、放流してしまった格好になったのである。

泳ぎながら、そいつらの子供に違いない! なんて・・
へへ、1匹だけ型のいいの戴いてしまいました。(ごめんなさい。)


以前は見かけなかったのに、小さいのもたくさん居て嬉しくなってしまいました。
元気に育てよ!

香川にもこんないい川があるんですよ!!

2007年8月20日月曜日

銛先の製作


昨日の日曜日、暇だったので銛先作りに励んだ。

先端はSUS440C 
非常に硬いが焼入れすると錆び易い。
したがって、少しでもメンテが楽な様に
押し棒にかぶせる後ろの部材は、
錆び難いSUS304を使用した。

上のは青物・大型魚用に試作
下のは通常バージョン。
最近待ち伏せがつらく、追い突きが増えたので、貫通力重視で、
カットを変形4面?3.5面?にしてチョッキラインの穴の
延長に鋭角エッジを持っていってみた。
又、大型魚対策に全長をかなり長めに仕上げてあるが、
さてどんなもんだろうか?

早く試したいところだが、大物用が使えそうな海には
しばらく行く予定が無いのがつらいところ ・・・

とりあえず瀬戸内で他の通常バージョンを試すとするかな・・
なんて思ってます。

2007年8月19日日曜日

帰省先での新作手銛テスト

高知の遠征でどうしても長く細い銛が欲しくなり
帰省に間に合うように製作していた銛がやっと14日完成した。

ゴルフシャフト6本使用した、2本継ぎ3.6m 680g
今までで一番重く、長いやつだ。

早速合間をみて試しに海へ入る。
やはり前々日同様石物は全くいない。
グレも寄れないので、65cmくらいのコロダイに発射!
スピードも申し分なく貫通し、結構いけるぞ!と思った瞬間
すごい勢いで横走り、銛が半円状に曲げられ、折れる!と
あわてて、たぐり寄せようとした時すっと抜け、
体に穴を開けたまま深場へ消えてしまった。

その後50cmくらいのクエの子も同様に抜けてしまい、
新作手銛は苦いデビューに終わってしまった。

どうやらチョッキのテンションゴムがきつかったようで、
調整し、翌日車で30分ほど南下した地磯へプチ遠征!

再テストを試みる。
そこは透明度抜群で、水温高く、裸で十分気持ちいいが
流れが速く、勝手が分からない。

色々悩んで、結局水上からドリフトで攻めてみる事にした。
体力を使わないので、水中での息がかなり持ち、
まるでスキューバダイビングしてるよう。

肝心の魚は60cm~70cmくらいのハマフエがちらほら。
なかなか射程に入らないが、
一度だけチャンスと思い発射したところ、手前で失速!!

届きません・・・・

まっすぐ飛ぶし、スピードも十分なはずだが・・・・

どうやら透明度がいいので、距離感が狂ってるようだ。
近く見えても実際は遠い・・・

魚も透明度がいいところで獲ったのは、思ったより大きく
驚いたりする。

結局いい獲物は獲れず、カンパチの子を一撃で噂の“2枚抜き”
2匹同時に頂いて帰った。
(1匹は銛本体まで貫通したのでどでかい穴が開いてます・・・。)

獲物はちょっと残念だったが、気持ちいい潜りができ、銛自体の完成度も
まずまずだったので、大満足のプチ遠征だった。

今回帰省では楽しみにしてた鮎、うなぎも見かけず、
海では石物もいない。どうなってるんだろう??
来年増えてる事を祈るとしよう・・・・。

2007年8月17日金曜日

帰省早々出漁!

12日、待ちに待った4日間の帰省
家族サービスもがんばりながら、
メインの目的はやっぱり魚突き!

早速初日からチャレンジした。
熱帯低気圧の影響でうねっていたので、
波裏のポイントへ。

せめてイシダイくらいはと思っていたが、
全く姿見えず、サンノジばかり、
大勢のおかずの期待を背負って出漁したため、
さすがに坊主はマズかろうと
必死でおかずを探す。

最初のチャンスはグレねらいで潜行中に、
突然たくさんの魚が回遊してきた。
60cmくらいのコロ、45cmくらいのグレ、
それとチヌに似たタイの仲間!

どれも射程に入ってきたので、どれを突くか迷ったが、
初めて見るタイの仲間に発射!!
うまく貫通し難なく取り込み完了。

あとはグレくらいしか居ないので、必死でアタックするも、
いつも通りなかなか寄れない。
苦し紛れに遠めで発射するも、なかなか命中しない。
1時間くらいねばってようやく2匹ゲットできた。

それにしても、石物は1匹も見かけることは無く、
ちょっと???  何かあったのかな・・・

タイの仲間はどうもへダイらしい。
先日の瀬戸内産チヌとは全く別物で、
焼いて食ったら油が乗ってて、大変うまかった。

グレは夏だから期待してなかったが、これ又油が乗って、
タタキと煮付けが大好評!
寒グレとそんなに遜色無かったのには驚きだった。

石物がいなくなったのは、親父曰く“ボンベ背負って潜る連中がおるきに・・”

んーーーー

石鯛なんかボンベで突けばいくらでも捕れるだろうから、
確かにすぐ居なくなるだろうなあ・・

やめて欲しいよ まったく!!

2007年7月31日火曜日

高知遠征 魚捕り

20年前高知の南西部でシュノーケリング中見たでっかいハマフエ。
魚突き始めて、もう一度行ってみたいと思い続けていたその場所へ27日土曜日
ついに行ってきた!

波も無く絶好のコンディションかと思っていたが、朝、海に入ると大潮の干潮だからか、
意外にもかなりの濁りで、魚が全く見えない。
空潜りで目を凝らすとかすかにグレの白い尾びれが確認できる程度だ。

テレビ番組じゃないけど、突いた魚を食料にしようと考えていたので、
このままじゃ食料確保できないかも?・・・・
とちょっと焦ってきた。

“よし、贅沢言わず、食べられそうな獲物は確保だ”

しばらくして、水中の濁りの中から現れた初めての獲物はイシダイ。
こっちに興味を持った様で、逃げる様子は無かったので難なくゲット。
ちょっと小さいが、煮付けに丁度サイズだ。

その後しばらく、クラゲと濁りに悩まされ、いい獲物が現れないのでコロダイ1匹だけ突いて引き返していると、途中から段々透明度が上がってきた。
魚も良く見えだした。アオブダイ、イサギ、グレの大群の中にイシダイ2・3匹・・
意外と少ないなと考えながらも、欲張ってその中で一番大きなイシダイを今度は穴に追い詰めて
ゲットできた。

十分過ぎるほどおかず確保できたので、憧れの大型ハマフエには会えなかったものの、
1本目はここで諦めて、陸にあがることにした。

今回水温もあまり高くなく、濁りとクラゲでまるで瀬戸内の海みたいで驚いたと同時に水中景観の
写真も撮りたいと思っていただけに少しガッカリ・・・泣
黒潮の流れが少し変わったのかな?・・・

本命の大型ハマフエは夕方の日没前に一発逆転の期待を掛けるとし、
午後は透明度と変わった獲物を求め港のテトラの外を攻めてみようか!? 等と考えながら、
ベースキャンプでしばし休憩することにした。

午前の久々の本格的潜りで、ふくらはぎに力が入らなかったが、
せっかくの遠征だし、きれいな海に会いたくなり午後は港へ潜りに向かった。

のんびり防波堤を散歩し釣り人もいないので適当なテトラからエントリーすると、
ラッキーな事に さっきより透明度が上がっているではないか!
食用になる魚は少ないが、
カラフルな熱帯魚たちを見てるだけで気分がいい。
そう、何だか自分が宙に浮いてる感じで・・

何回かアジの群れが横切って行くのを見てるうちに、
干物用のお土産に突いてみようかなと欲が出てしまい、
近くに来たアジに発射! “スパッ”見事命中!
小さい頃に実家の方で“エバ”と呼んでたやつだ!
しばらくして又アジが現れたのでもう1匹追加。
それを取り込んでいると、今度はカマスの群れが現れた。

んん? これも干物になるぞ?!
今日一度も狙いを外してないので調子こいて、
カマスにも発射!“シュッ”
当たると思ってなかったが、これまた細い胴体のど真ん中に命中!

こりゃ魚突き名人になったぞ!

一人水中でいい気になり興奮してしまった・・・・  
が、しかし、その後何度か現れたアジ・カマスに発射するも、

外しまくり・・・ トホホ

野球のバッティングみたいで、
一度外すと考えすぎてタイミングがズレたり、
固くなってしまいうまく当たらない。

スランプに突入したみたいだ・・

こうなったら早めに切り上げ、夕まずめに備えようと帰ろうとした時 、
いつもの青ブダイの集団の中に一際大きく長いのが居るなあ・・・と。
でも水面から眺めていると顔がやけにスマートで泳ぎも違う、んん?大きなコロダイか?

・・いや! 巨大なハマフエ(タマメ)や!!

一気に緊張し、息を整え、シュノーケルのブクブク音を消して
ゆっくり潜行する。

さすがに警戒心が強いと言われるだけあり、
1息目では寄らなかった。

浮上し息を整える。

まだ水面から確認できるので、やや遠目から潜行し
今度はゆっくり接近を試みる。

驚いた素振りは見せないが、視界の端に人間の姿をとらえ、
それとなく意識しながら 泳いでいるようだ。

やっぱり寄れない・・・・・・・
そのうち深場へ消えていく巨大な魚体を眺めるしかなかった・・・・

釣り人の間では、神経質な魚で有名らしく、
“ウキは赤じゃ絶対ダメで白”とか、
フランスパンで釣るとか
他の魚では聞いたことがない話を聞く
加えて、さっきの巨体と難易度!!
益々燃えてくるではないか!

ハマフエちゃん!!!



夕まずめは午前の場所にするか、港のテトラにするか 非常に迷ったが、
やっぱり20年前のシーンが焼き付いている午前のポイント、
そこに賭けてみることにした。

昔のイメージってやっぱり強烈だ!
ビデオを見てるように蘇ってくる・・

1日3本潜るのは初めての経験なので、ややゆっくり休み、 万を侍して
18時30分よりビーチエントリーする。

んん? 透明度は回復してるぞ!
潮も満ち込みで絶好のシチュエーションだ!!
足の疲労がちょっと気になるが・・・・・

早速エントリー直後の浅瀬にコロダイとハマフエが・・
型は50~55cm位か?
さすがに夕方は魚影が濃いぞ! よし!!
簡単に射程に入るが、小さい!!
今回はこいつら相手にしてられない。
スルーして20年前目撃したポイントへ移動する。

しかし、そこは昼間とあまり変わらず、グレの群れにイシダイがちらほら・・・・
残念ながら、ハマフエの姿は無かった。

少し待ってみたが、状況変わらず、そこで少し先まで
探索する事にした。
その先は海底にあまり変化が無く、
陸から続く崖の岩盤が急激に落ち込むだけで、
えさや隠れ家もなく、昼間もあまり魚がいる場所ではなかった。
相変わらずそこにはアオブダイもいない。
しばらく進み、もう日没近くなり引き返そうかな・・と考えていたところ、
かすかに水面から確認できる深さに白っぽい魚の影が見えた。

他に全く魚がいないが、大きなのが単独で悠々と泳いでいる。
たいがいアオブダイの仲間だろうと思ったが、あまりにも魚が少ないので、
ちょっと確かめようと潜ってみた。

んん? 意外とでかいぞ!
いや、すごくでかい・・・・

おお!!
ハマフエじゃ!! 
しかもさっきのより巨大だっっ!!


期待してなかっただけにたまげた!
少し深いので、浮上すると見失うと思い、
そのまま背後から追跡する。
ゆっくり、慎重に・・・・

奴ら魚眼レンズを両目に装備してるので、
慎重に完全に目が見えない時に
背後からフィンキックし距離を詰める。
後ろからでも、左右に体を振るので、
目が見えないタイミングは一瞬で神経を使う・・・・・・

段々息がきつくなってきたが、何とか射程内まで近づき、
ロックオン!
真後ろなので、厳しいが、少し斜めに体を振った瞬間に右手を放す!
“シュッ”
胴体やや尾びれ寄りの中央斜め後ろからヒット!!

ビクビクビク・・・確かな手ごたえ!
ついにやったぞー!!

水中で歓喜に浸ってたら、
ぐぐぐぐっー
今まで体験したことのない強烈な引き!
慌ててフィンキックするも疲労がたまってるせいか、
どんどん引っ張られていくではないか!

急激に落ち込む深場に更に10mくらい引かれただろうか?
もうそんなに息の余力を残してないので、途中で断念し、
銛を放した。
銛とフロートをつなぐロープを掴み様子を見ると
魚は深場の根に入った様子。
とりあえず一旦浮上すると、銛に付けたフロートは水中に沈んでいる。
20mロープを巻いてるので、魚は恐らく-26mから-28m付近の根に
逃げ込んでいるようだ!

水面で呼吸を整え再度潜行し海底を目指すも
あまりに深すぎるので、
途中ロープを再び引き上げようと力を込めると、
ゴムのテンションを感じた後スッっと軽くなった。

ああ、痛恨のバラシだ!
引き上げると、銛先まで付いている。
斜め後ろから発射したため、貫通せず、身切れしたのか・・?
悔しいが、これでタイムアウト!!
日没を過ぎたため、ガックリしたまま引き返した。

帰る途中、悔しいのでおみやげに一匹だけイシダイを狙い、 突いて帰った。
大きな魚を見た後だけに、小さく見えたが、
それでも50cmオーバー していたので、

ハマフエは一体どのくらいだったんだろう?
逃がした魚はでかいと言うが、でかいアオブーちゃんが
70~80cmくらいだから、
80後半から90cmくらいはあったのかも・・・



そんなに大きくなる魚なのかは疑問だが、
いままで素潜りの水中で見た魚で一番でかい個体だった!!

悔しい思いはしたが、初めてバトルらしい戦いが体験できて
着替えた後は変な満足感に包まれた。
勝手にこの地をハマフエの聖地と呼ぶことにして、
いつか又戦いに来たいと思いながらさよならした。

でもやっぱり悔しい・・・・

2007年7月24日火曜日

近場のポイント開拓

おとといの日曜日家族から2時間だけ車を借りたので、
一番近い海水浴場に新手モリのテストを兼ね
近場のポイント開拓に出掛けた。

コンディションは予想通りの濁りで、何とかモリ先が見える
程度・・・・。
いつもならすぐ諦める所だが、新しいモリとゴムを試すため
テトラの周辺で少し粘ってみる・・

時々チヌが岩陰で休んでいるが、濁ってるだけにお互い接近と同時に気づき、驚いてどっか行ってしまうパターンが続く。 
トホホ・・・

そのうち、魚突きは諦めて水面に浮かびゴムの強さの調整を
していたら、周りの濁りの先に
キラキラと魚の気配が・・!

スズキか?形も確認できないまま発射!
軽量に改造したモリだが見事に命中、チョッキも効いてる。
たぐり寄せるとガッカリ、やっぱりチヌだった・・。

又しばらくそこでじっとしてると、小さいチヌが様子を見に近づいてきたのでもう1匹追加。
これで昼のおかず確保できたし、寒くなったので急いで切り上げた。

瀬戸内ホームの人は濁ってっても結構突いてるんで感心してたが、なんだか自分も濁りの中でのコツが少し摑めたような気がした。
“濁ってるときは待つのが吉”かな?



あと、まだラッシュガードじゃ40分くらいで震えが来ます。
近々に行かれる方、防寒対策も怠りなく!

2007年6月30日土曜日

初潜り~新しいフィンはGOOD!~

28日 新しく入手したフィンを試すため、
“香川の海釣り”とにらめっこ。
平日なんで、釣り人も少なかろうと、釣りの好ポイントをチョイスし、 いざ出発!

しかし、さすがに好ポイントと言うだけに、道中長そうで山登り&崖下りの様子・・・??

そこで肝心のフィンのチョイス

・・・もしニューフィンが足に合わなかったら?・・・

えー、車に戻るの?
それはちょっと・・・って事で、ここは手堅く一度履いたことのあるオマールのカーボンで。
軽いしね。
まあ新しいフィンは帰りどっかの漁港で試せばいいか・・
ってな具合にいつの間にか第一目的はフィン試用からオカズ取りに変更されているので
ありました・・・・。


さて、くたくたになって着いたそのポイントは、
岬の先端で流れが速くアオリイカのカップルも見え、何だか期待大!!

でもエントリーポイントは先端付近しかなく、
いきなりピンポイントでエントリーするしかない。
慎重に体を沈め様子を伺う・・・

濁りの向こうにチヌの群れらしき影、一番大きいの狙おうと構えた時、
両足に何やらロープが絡んで・・・ んん 苦しい・・・・
仕方なく一旦浮上。
そう、フロートのロープを伸ばして一気に潮流の激しい所にエントリーしたもんだから、この始末。
ああ情けない・・・・・。

その後潜行するも、魚の影は無し。
そうだ!さっきのアオリは?
と探しても・・・   全く気配無し。

どうやら、ワンチャンスを逸した様である。

周辺を潜るも、小さな岩と砂地が続き、
魚も家族からリクエストのタコも居ない。
こんな遠くまで来て坊主は恥ずかしいから、おかずにウマズラをいくつか突いて上がった。

意気消沈して帰る山道の辛かったこと・・・・(泣)
もう2度とここは来ないぞって心の中で叫んでました。



気を取り直して、本来の目的のフィン試用は、
そこから5分くらいの小さな漁港で準備開始!

ピカソのブラックチーム!
フットポケットはオマールよりやや小さい感じかな。
特につま先に近い部分の甲の部分が低く、
しっかりサポートしているかわり、足攣らないかなあ?って心配になったが、
とりあえず3ミリソックスの上に装着し、エントリーした。
魚も居るかも知れないので、念のため短い銛を持って

使用感は水面移動は思ったより楽かな?
潜行・浮上はさっきのオマールカーボンより力強いぞ!
結構いいかも?!

って思ってたらすぐに、スズキが3匹寄ってきたので、一番大きいのをゲット。
これで魚捕りモードに突入。

緩やかな潮流に流されながら岩場の先端の方へ行くうち
みるみる魚影が濃くなり、一瞬カンパチに似た魚影!??
まさかこんなとこに居るわけないわなって思っていたら
今度は石鯛のようなシマの魚?
確認しようにも潮流はますます急になり、
そのうち流されるままになってしまった。
釣り人が好ポイント核心部に竿を出し始めたので、大回りして岸に戻り、
結局そこで一度も発射できずUターン。

岸近くでリクエストされたタコを必死で探し、何とか1匹確保し
やっとノルマが終わった気分になり上陸。

肝心の新しいフィンは1時間半足攣りなく、素晴らしいパフォーマンスを
発揮した。
ブレードの硬さはミレニアムグリーンとほぼ同じか若干柔らかい印象だが、
ポケット足先のホールドが優れており、コントローラブルで、
これからのメインフィンに決定!

というわけで、メバルはなぜか居なかったが、オカズも捕れたし、何よりNEWフィンに大満足で収穫大の一日だった。

でも、魚ってなぜか気合い入れると空振り、
軽い気持ちで入るとたくさん居たり、
こればっかしはよく分からない・・?!

2007年6月22日金曜日

素潜りフィン

去年小豆島で初めて足ひれ付きで潜り感動して以来、より良いものを探しいくつも試したが、やっとお気に入りに辿り着きそうな予感です・・・。

昨日ピカソのロングフィン・ブラックチームをマイミクさん通じて入手した。
思ってたよりフットポケット柔らかく、甲も低い感じ。
でも定評のあるフィンだから期待大かな。

来週 近くで試しがてらおかず取りしようかな・・・!?なんて
シーズン初潜りにワクワクしながら、いやな休日出勤を乗り切ろうと考えておりやす・・・。

2007年5月26日土曜日

サルナシ


小学校の頃、山にある最高のおやつと言ったらサルナシだった。
当時は、チンチロリンと呼んでいたが、(たぶん今も実家の方ではそう呼んでるはず・・)アケビよりは山に少なく人気があった。

その頃はまだキウイが出回っておらず、後に出回った頃には“徳島県のスーパーで、200円もする巨大なチンチロリンが売りよる”と話題になり、見に行ったものだ。(買わなかったが・・・)

チンチロリンは恐らくシマサルナシという品種で、形、味、色はキウイと同じだが、表面に毛が無く、大きさが小さい。
この 毛が無く小さい事が、実は容易にパクパク食べられ、非常に好都合なのである。

近頃、園芸用品種のサルナシが多数開発されており、家にも数年前から3品種程育てていたのだが、やっと今年結実しそうな状況に、ついうれしくなりシャッター切ってみた。

1つはキウイとの交配品種でチンチロリンより少し大きく甘い品種。
もう一つは表面が緑色の品種で自家結実し、皮ごと食べられる品種。

さあ、まだ秋まで長いが楽しみに待ってみようかな・・・。

2007年5月7日月曜日

祭りが中止・・・

連休実家に帰省すると例の核廃棄物処分場の件で地元の五社神社の祭りが中止になったと聞いた。
祭りとは別の問題だと思うが、確かに選挙終わったばかりでそんな雰囲気じゃなかったような空気ではあったかな。

親戚の集まりでも選挙・核の話は喧嘩になるので、タブーだったし、海水浴場のイベントも例年より人が少ない気がした。

聞くところによると選挙期間中はかなりピリピリムードで、普段仲の良い友人同士でも口きかなかったり喧嘩したり・・。

町の財政難は相変わらず解決策は見付かってないが、せめて盆帰る頃には普段の町の雰囲気に戻っていて欲しいものだ。

2007年4月1日日曜日

グアム旅行


 恐らく最初で最後の家族海外旅行であろう・・・
 3/25から5日間グアムに行ってきた。
天候もまずまずで、トラブル無くやや疲れたが無事帰国できました。

海は風が強く、特にツアーで行ったココパームガーデンビーチ(注)はうねりが出て、潮流も早くあまり楽しめず、時間をつぶすのにちょっと苦労してしまった。
一方ホテル前タモンビーチは穏やかで、予想以上にきれいなうえ、小魚もちらほら。
子供達もシュノーケリングで魚の写真を撮ったりして満足した様子。

深場には行ってないので、どんな様子か分からないが、スーパーで売ってる魚を見る限りはそんなにたいしたこと無いかな?
小魚が多く、大型の物はブダイ、フエフキダイの類。
ただ、ホテル前ビーチの浅瀬に大型のカスミアジが入ってきたのはちょっと興奮。思わず銛が欲しくなってしまった・・(笑)
グアムは買い物もそれなりに楽しめ、海もそこそこ、おまけに日本から近いもんだから、人気なのも納得。
それゆえ日本人が多く海外旅行に求める“非日常”はそんなに期待できないかもしれない。

その点で言えば、遠いがやはりモルジブかな。
歩いて数分の島はホテルゲストのみ、ベッドからビーチのドロップオフまで20~30m、おまけに海の中は世界トップクラス。 とにかくすごい。
非日常の極みで、海好きならたまらない。
サイパンに行った時も感じたが、モルジブの良さを再認識する結果になり、少々複雑・・。

―◆―◆―◆―◆―◆―◆―

注:北部のココパームガーデンビーチは波風の影響を受けやすい上、つまらないからといって勝手に帰れないので、今後行く方は事前に確認しコンディションが悪い場合は予約の変更をした方がいいでしょう。変更は無料です。

今回新発売のデジカメ オリンパス770SWで水中の様子を撮ってみました。そこそこ写る上、水深10MまでOKらしいので、国内でも使ってみようと考えてます。
良いの撮れたらUPしてみます。

2007年3月5日月曜日

アサリ採り

日曜日 この時期あり得ない様なポカポカ陽気と潮の良さにつられ、子供とアサリ採りに出掛けた。
一昨年は台風の土砂であまり取れなかったので、少し心配だったが、
今年は数だけは結構採れた。
しかし大きさはしじみの様に小さいのばかり、リリースすると収穫ゼロになりそうだったので、
そこそこに確保し退散。身入りはもう一つだったが、何とか家族の二食分くらいは調達でき、
妻も満足してくれた。
子供の頃からアサリ採りは宝探しの様で大好きだったが、
よく似るもので、子供たちもまだ冷たい中、夢中でずぶ濡れになって楽しんでいた。
又、車エビやワタリガニの子供が沢山いて、まだまだこの辺の海も捨てたもんじゃないって
再認識し、なんだか安心し帰った一日だった。

思えば、今仕事に来てる西条市は清流加茂川の上流にダムを造って以来、予想外に沿岸の
漁獲は激減し、四国ではかなり海産物の資源の少ない地区になってしまった。
詳しい因果関係分からないが、有明海の問題のように、自然は長い年月かけて作った絶妙な
バランスの上に成り立っている訳で、人間ごときが作るたいしたものでないと思ってるものでも
取り返しのつかないダメージを与えることになる。

私の故郷にも核のゴミを処理する施設の話が出ており、決まってるわけでもないが、
予想できない影響を懸念している。
少なくとも、町の主産業である漁業、農業への風評被害は免れないであろう。
最終的に施設ができるのは反対だが、少なくともこの騒動により町民が危機感を持ち、町の
財政健全化の道を真剣に考える一つのきっかけにはなるとは感じている。

日本全体平和ボケで政治に無関心。やはり人間尻に火がつかなきゃ真剣にならないものか。

2007年2月20日火曜日

天然物と養殖物

さっき現場の職人さんに釣りたての天然ハマチをもらった。
サイズはL=73cm、10月に自分で突いたのと同じ長さだが、
見てのとおり腹がでかく、全く違う魚みたいだ。

早速塩焼きとブリ大根にして食べてみた。
新鮮な天然物だけに全く臭みが無く、おまけに10月に比べ、
脂の乗りが全然違い、いやはや久々に大満足の晩飯と
相成った。

やはり天然物は最高だ!と叫びたい所だが、
実は近年養殖物も侮れない。
昔東京にいた頃、養殖ブリの生臭さに何度も期待を裏切ら
れたものである。
鮮度の問題かなと思い、釣り堀で釣った養殖ハマチをすぐ家で
食べたものの、脂はすごいが、やっぱり生臭く、ほとんど捨ててしまった。

これ以来養殖=“脂は乗ってるが、生臭い”が頭にインプット されていたのだが、
12月に南予産の養殖ハマチをもらって食べたところ、臭みもなく、脂の乗りは
今日の天然物をしのぐほど で、驚いたものである。
スーパーでもそれ以来、南予産養殖ブリに手が伸びそうになってしまった。

聞くところによると、その漁協では、出荷前の一定期間えさ
を練りえさから脂の乗った鯖の切り身に切り替えるそうでる。
それにより脂が一層乗り、しかも練りえさより臭みが少ない
魚に仕上がるそうである。
又、他の地方では、練りえさ自体もかなり改良されていて、
以前より臭みの少ない魚が育てられる様になり、ブランド化
動きも出たりしているようだ。
近い将来、天然物と養殖物の価値が逆転もあり得るのかもと
考えさせられる。

もしかして、クエなんかも養殖してるのかな?脂の乗った
養殖クエなんてのも食ってみたい気がするが・・・。