2011年10月29日土曜日

おいおい! オオクワブリードもやるのか?

そろそろクワガタ採集シーズンも終わりの時期になりました。

結局、8月に逃がした事へのリベンジならず・・・
というところでしょうか・・・。
まあ、相手はオオクワガタです。
多産地香川県といえどもそんなに簡単じゃあ無いんですね。


実は、採集のためネットで調べるうち大型血統なるものを知ってしまいました。



そんで、またまた・・・・・・・



“よっし!ギネス狙うぞー!” って・・・・

(おまえ相変わらず単純やなー)


ついに!禁断のブリードにも興味がでてしまったのでした・・・。


早速オークションで能勢産の大型血統ペアと
ブリード練習(?)のため久留米、能勢産の幼虫をいくつか購入しました。

それとやはり地元香川産!
こちらは2ペア。

ホントは香川産は自己採集でやりたかったんですがね・・・・・トホホ




エバクワ様より購入 能勢産 ♂81.0ミリ   頭幅28.6ミリ
兄弟♂4頭中3頭81ミリUPの期待の種雄です。









motta2様より購入 綾川産 ♂76.6ミリ
兄弟F1にて81.6ミリがいる有望血統
ちなみに採集者様はこの業界では大変有名な方です。       



メスも結構居ますが、又機会あればご紹介いたします。


2011年10月11日火曜日

採れないオオクワ採集

近頃は暇があれば一人で山へ・・・・
って感じで、息子を追い越してすっかりクワバカになってしまいました。


でも、夏のマグレの採集から全くカスりません・・・・。

今日も樹液の痕跡残る新規ポイントを探しながらチェックしましたがダメ・・・・・。

でも来年期待できそうな樹液木はいくつか発見できました。







のこぎり君もまだ頑張っていました。

帰りに秋の味覚をいただいてきました。







2011年8月20日土曜日

オオクワガタ採りたい!

先日逃がしたオオクワガタのショックで
益々“オオクワ採りたい病”が深刻になり、
高知から高松に帰って早々に山に出撃です。

今までは有名産地周辺と思われる場所を廻っていましたが、
今回はモロ有名産地を攻めてみました。

早速山にに入る前の木にめくれが有り、チェックします。

と、

いきなりでかい雄が見えました!

さすが有名産地!!


いきなり採れるのか???


かなり深いめくれで非常に苦労しましたが、30分の格闘の末、



落ちてきたのは・・・・・




残念!  平田君でした・・・・・トホホ・・

大きかったので持ち帰る事にし、
山に入っていきました。

有名産地なので、荒れてるかと思いきや、
意外とあまり人が入っていないような感じです。

虫は濃く、本命以外はたくさん居ます。
特に他に比べてヒラタが多く、50ミリ~60ミリクラスの
立派な雄がほんと沢山!


初めこそドキドキの連続でしたが、

そのうち、

大きな成虫をみてもどうせヒラタだろ?って考えるようになり、

ドキドキも無くなり、オオクワなんかやっぱりおらんわ!って・・・・

藪こぎで汗と、切り傷、更に、蚊と蜘蛛の巣攻撃で

体力と気力も限界を迎え・・・・・・


7時間くらいで打ち切り。



やっぱりそんなもんです

オオクワガタは簡単じゃあありません!





最初のヒラタが一番大きく、65mm以上ありました。
写真の角度も悪いですが、こないだのヒラタの方がかっこいいです。



2011年8月16日火曜日

本当に居た!~香川産オオクワガタ採集記~

先日の採集以来“オオクワ採りたい病”にかかったようです・・・・ハハハ

我慢できなくなり昼間2回採集に行きましたが、そんなに簡単には採れず・・・。

そこでさらに勉強し、夜の樹液採集がよさそうなので、
先日昼間探しておいた樹液ポイントに息子と夜採集に行こうと考えました。

しかし、そのポイントは山の尾根伝いに点在しており、麓からのルートが
急坂の獣道くらいしか無く、夜は分かりにくい感じなので、もっとわかりやすいルートを
切り開いておこうと考え、8/9夕方仕事帰りに寄ってみました。
夕闇の中麓沿いを歩き、登りよさそうな場所を決め枝払いしルートを作成していきます。

登り始めてすぐの所で根廻りに樹液の出ている木があったので、ついでに覗いてみると、
良さそうなめくれですが残念ながらコクワ、ヒラタのみ・・・・。

まあ、そんなもんです。


でも、たいがい樹液木は集まってるので、付近も注意深く観察すると、
少し登ったところにかなりいい感じの木を発見!
今まででも1・2を争うほど雰囲気があります。

根回りにめくれがあり、高さ3m位の所で折れており、そこからも樹液が浸みだし
巨大なめくれがあります。
しかも周辺の藪の状況から今シーズンはまだ人が来た様子はありません・・・。

よーし! 


少し期待してチェックしていきます。
でも下部はやっぱりノコやコクワ・・・・・・・・

まあ、そんなもんです。


しかし虫相当多く付いていたので期待をこめて上のめくれにライトを当ててみると、
めくれの奥に大きめの黒い個体がみえました。
どうせ又ヒラタだろうなと思い、
今度息子と来たときに採ろうかなと考え、ライトを逸らそうとした時、

視野の片隅にさっきの個体が動く姿が見えました。

あまり見た事無い素早い動きが印象的で、ちょっと気になりつつ、、

帰ろうとしながら・・・・・



“オオクワって用心深く隠れるのも素早くなかなか姿を現さないんだよな・・・”


って教科書で習った事を思い浮かべ、


“んん、もしかしたら???”


ほんの少しの期待を無理矢理作り出し?

やっぱり確認することにしました。

ヘッドランプを装着し、 いざ!

今日作ったばっかりのチーズフォンデュフォーク改造掻き出し棒を持って木に登りました。

手の届く所まで来るとそっとヘッドランプを点灯し掻き出し棒を用意します。
準備が整った所でいよいよライトをそのめくれ部分に当てます。
やはり大きな黒い甲虫が奥に見えましたが、ヒラタかオオかは確認できません。
相変わらず動きは素早く、めくれから木の折れた箇所の隙間に逃げ込もうとしています!

ヤバイ!

とっさに進行方向に掻き出し棒を入れ阻止しました。

めくれの方は奥が行き止まりになってるので、そちらに追い込み掻き出し開始です。
虫はしばらくがんばってましたが、ついに力尽き棒で掻き出され、木の下に落下!

その時一瞬目の前を落下する虫の顎が見え、先端が枝分かれしていたように見えました。

“おい!やったか?”

急いで木から下り、落ちた辺りを探ると・・・・

先端が鹿のの角のように枝分かれしたピカピカの雄成虫が現れたんです!!!


間違いない!


やったー!

山で一人叫んでしまいました・・・・

いやー本当にオオクワガタ居るんだなーって

山で本物を手にすると信じられない気分です!

なんだかまだまだ採れそうな気がしてきて、息子のために残しておいた
尾根のポイントもチェックしてみる事にしてみました。

そこは樹液木が密集しており、どれも人が入っている様子は無く期待たっぷりで登っていきました。
ポイントに到着し、1本1本確認していきますが・・・・・


本命は居ません・・・


やっぱりそんなもんです。


一通り確認し、あきらめた後、下山しようとしますが、昼間と違ってルートがわかりにくい!

道が無い場所なので、谷と尾根でルートを把握してたんですが、
ヘッドランプの光では局所過ぎて、高低差が把握しずらく、
微妙な谷尾根がホント分かりづらい!!(と必死に言い分け・・・・・)


さっき採ったオオクワも虫かごが無く、猛暑の中汗だくの手に握りしめたままなので、
かなり弱ってきました。
虫も自分も休めながら少しずつ可能性のあるルートを消して行き、
結局2時間迷い無事下山することができました・・・・ふう。

虫も何とか無事です。
車に戻り、スーパーの袋に虫を入れ、帰る途中に帰還の安堵と
オオクワゲットの喜びが混ざって大興奮!
ちょっと乱暴な(?)運転で戻ってきました。


いやほんと香川にオオクワガタいるんですねえ・・・


で終わりたかったのですが・・・・・・

実は、8/12から高知に帰省しまして、
13日の夜・・・・
脱走されました!!!

ガーン! 大ショック!

一番安いプラケースで蓋がスライドするタイプだったんですが、
パチッと閉まりきってなかったみたい。

実家は昭和初期の建物で夜は至る所開けっ放しで寝てますもんで・・・・
朝親戚一同必死で探しますが、どうやら逃走後の様でした…。
高知で香川産野生化か???
しばらく立ち直れない・・・・・。
リベンジに香川の山に再チャレンジか? って感じです。

そんなわけで、写真は採集直後に家で撮ったビデオのキャプ画です。
63mmありました!




2011年7月17日日曜日

クワガタ採集記

きょうは今シーズン初のクワガタ採集へ息子と出かけました。
実はあまり知らなかったのですが、数日前のこと・・・・

息子曰く、“香川にはオオクワガタがいるんだよ!”

私 “ほんまか??”
早速ネットで調べると、確かに数年前はかなり採れたらしい・・・・。



よっし!これは上手くすればゲットできるかも・・・・って事で、
いつも行く近所のポイントでなく、
真剣に調べた場所に早朝から気合い十分で出発しました。


昼間は樹液ポイント探しと、夜のライトトラップ場所の選定
夜はライトトラップと樹液廻り、その後テント泊・・・
かなりなハードスケジュールを組んでみました。


目的地付近に到着し、まずは今晩のトラップの場所探しです。

地図で調べた候補地をチェックして廻りますが、
なかなか良い場所がありません。
民家に近かったり、見通しが悪かったり・・・・

2時間程うろついた末に何とかまずまずの場所を発見!
そこは開かれた草地で周囲はクヌギ林!
ただ、平地なので、見通しが利かず、
遠くの虫までは呼べそうも無いかな・・・って感じです。

でも、この際贅沢は言ってられません。
そこをトラップの場所と宿泊場所に決め、
そろそろ場所探しに飽きてきた息子のために、樹液採集に変更です。


適当な林道に入り、尾根付近で森に入ります。
やがてまるで植林したかのようなクヌギ林に入り、
見渡すと・・・・

んん-! さすがオオクワガタ産地!

あちこちに樹液がバンバン出ています!

“めっちゃ雰囲気いいやん!”

2人ともテンション上がりまくり、興奮しながら
早速一番近いめくれを息子がチェックします・・・・

やがて・・・・・





息子  “とうさん でかいの居る!オオクワかも知れん!”

私  なに?!いきなり来たか???






息子が必死で掻き出してる様子をドキドキしながら見守ります。

が・・・・・・



息子  “ヒラタかもしれん・・・”

私  やはり駄目か・・・・?????



やがてポトッと地面に落ちたクワガタは非常に大きく、
私自身初めて見る大きさで、写真で見たオオクワガタにそっくりです!

おお!!

私 “これ、オオクワ違う?”

息子 “違う オオクワは顎の先の方が二股になってるんよ”

確かに先端の方は細く枝分かれ無く、顎の根元の方に突起がありました。
どうもヒラタの様です。


んん残念!


でもいきなりの大型成虫の登場で、益々期待が膨らみ次々チェックして廻ります。

が・・・・・、

ノコギリ、コクワ、ヒラタは出ますが、オオクワガタは見つかりませんでした。

大型ヒラタ2匹と大きなノコギリ1匹をキープし、
息子のバドミントン練習時間になったので、いったん退散し、
息子を練習場に送った後再び山に戻り、ライトトラップの準備にかかります。

ライトは工事で使ってる500Wのバラストレス水銀灯2灯。

素人の簡易セットですが、ほんとに虫は来るんでしょうか???



夜、練習終了後、息子を連れ三たび山へ向かい、
初めてのライトトラップにワクワクドキドキしながら点灯です。
無事明るくなり始め小さな虫が集まってきました。

“よしよし!”

しばらく見てましたが・・・・

まだ時間が早いのか、集まりは今一歩です。
そこで、もう少し虫が集まるまで、周辺の樹液を廻る事にしました。

でも残念ながら樹液もカブトばかりでめぼしい獲物は無し・・・


で、期待を込めて再び期待のライトトラップに戻ると、

なんと虫がブンブン回ってます!

よっし!


近づくとそこは・・・・・

蛾・蛾・蛾・蛾・・・・・・・・・・

あれ?

甲虫は・・・・????


カミキリ1匹とガムシくらい・・・
少し期待はずれで息子もがっかりです。

でも少なくとも虫を集める力はあるみたいなので、
しばらく2人でイスに座って眺めていると、
なにやら下草がガサガサ・・・・

んん?


息子  “うわっ!ウシガエルや!!”



なんと、集まった虫を食べにきたようです。
暇なのでその様子を観察していると、顔や仕草が意外と可愛く
今までのこいつのイメージがガラリと変わりました。

特に虫を物色している時の仕草は何ともいえず、しばらくその様子をビデオに
録画して暇つぶしてました(笑)

肝心のトラップの方は、カエルに癒されてる(?)最中もカブトの飛来はあるものの、
結局クワガタは全くダメで、睡魔にも負け、カブト雄2、雌1のみで11時に消灯としました。

やっぱり平地はダメなんですねえ・・・・

翌朝はテントと灯火セットを撤収し、付近の樹液を探索開始!

しかし、森は人が入った様子は全く無く、雰囲気も良い感じでしたが、
藪が深く移動が思うようにできません。
結局、2時間ほどで藪と暑さと蚊に負けて撤収しました。
収穫は55mmくらいのヒラタ1匹のみでした・・・・。


今回、残念ながら期待のオオクワには会えませんでしたが、
最初のヒラタは60mm以上あり、顎大きく形も良く今見ても惚れ惚れする程です。
正にクワガタ熱に火が付いた採集となりました。
60mm  ヒラタクワガタ 顎が大きく美形です。