2007年9月26日水曜日

下手は釣堀でも釣れず・・

関東にいた頃、よく行ってた渓流釣り堀
四国には少なく、しかも、大概は釣った魚の買い取り制
の所ばかりで、釣り放題って所は聞かない。
断然釣り放題が気合い入り、好きなのだが・・・

先日、徳島の剣山近くの釣り堀に行ってきた。
やはりそこも買い取り制だったので、多分入れ食いで
釣り過ぎに注意しなければと池を覗く。

魚は沢山見えてるし、中には尺オーバーのアメゴもいる!!
買い取り制だが、気合いはかなり入ってきた!!
よっしゃ!!意気込んで投入する。
何匹かは興味があるのか寄ってくるが、食わない・・・

・・・・・・結局30分くらいやって釣果ゼロ。

餌は受付でもらった練り餌。
試しに針なしで餌を投げてみると、
なんと!すごい勢いで奪い合いになるではないか!
んー、これは針が少しでも見えたらダメなのか?

今度は餌の団子を大きくし針を完全に覆って投入!!
はて?んん・・やはりさっきと同じで食わないではないか・・

そのうちでかい団子がふやけて柔らかくなる頃、
1匹が突っつき始め、仕掛けから外れた途端一気に餌の
奪い合い!!
んん?こいつら慣れたもんである。予想以上に手強い!

釣針で無ければ、ハリスが見えてるのか??
今度はハリスを極限まで細くし、針も呑まれるの覚悟で
かなり小さいのに変更。

いざ投入!

やはり結果は同じ、餌がふやけた頃外されて・・・・・

くそー! やけくそで余った餌を一気に撒き餌!!
するとどうだろう、一気に活性が上がり、餌の奪い合いが
始まった。
焦った魚は針付きの餌にも食いついた!
やったー! 
やっと1匹確保。
だが、釣ったのは妻。トホホ。

しかし、この反則作戦で家族4人何とか1匹ずつは釣ることができ、
予定時刻を大幅にオーバーして納竿。
いずれも型が小さく、キャンプの晩飯には心もとないので、
大きいのを3匹購入し、後にしたのであった・・・。

それにしても魚の目の良さ、賢さに改めて驚かされると同時に
これだから、釣りの上手下手が出るのだと妙に納得・・・
・・あの尺アメゴなんか釣れる気がしなかったもの。

2007年9月18日火曜日

海で出会った珍客


先週、瀬戸内でアコウの大型が入ってきてるらしい との情報から、 つい我慢しきれなくなり、
出漁した。

新しいポイントで良い型のを1匹だけ確認、帰りに穴に入る直前に運良く確保。
その後、前回見つけたアコウポイントの様子を覗きに出掛けた。
40cmクラスは5~6匹残しておいた筈が、全く見あたらず・・
おまけにグレや、小型のアコウもゼロ!
何でだろう?? またまた瀬戸内ミステリー
不思議に思いながら岸に帰る途中、中層をニョロニョロ泳ぐシルエット。
まあ、だいたいこんな所で出会う“長いの”にはろくなのいないから、あまり興味もなく気にせず
すれ違った。

すれ違いざま横目で視野に入った顔がウナギに似てる様な気がして、
すぐさま振り返り追いかけて確認。

んん??やっぱりウナギに違いない!!

こんな所でおまえに出会うとは・・・・!!
信じられない思いのまま
即、胴体に発射!!

プスッ 貫通! 
ふうっ、よっしゃ!!
チョッキ銛なので普通はコレでほぼ勝負ありの筈だが、
こいつは結構手強かった!!

何とか逃げようと銛に巻き付きすごい力で締め上げ始めた。
その力で自信の身ちぎり逃げようとしてる様子。
腹に近かったので、本当にちぎれそうになったので、慌てて
ナイフでトドメを刺そうとするも指は噛まれるは、ヌルヌルで刺さらないはで、うまくいかない。
結局、とにかく逃がさないようにと、エラ通しを通してフロートラインに暴れるまま確保し、
そのままエキジット。
チョッキ銛で突く意味無かったみたい・・

道具はヌルヌル、フロートラインはグチャグチャに絡まるしで、後始末は大変だったが、
急な出現と必死の確保で、感じる余裕もなかった満足感が、後になってジワジワ湧いてくる
不思議な漁だった。

しかし、なぜあんな所でウナギくんと出会ったのか??
近くの工事から逃げてきたのか・・・?

いずれにしても蒲焼きでおいしく戴き、家族受けも抜群の獲物なのでした。

~備考~
我が家で人気の獲物
1位 うなぎ
2位 タコ
3位 スズキ
4位 アコウ
5位 グレ、石鯛、コロ、カワハギ等(以降はどれも同じらしい)