2016年11月21日月曜日

うどんとプチ採集ツアー

オオクワの餌交換も終わり、やっと落ち着きました。

幼虫の体重は特別良くはなかったですが、
35gオーバーも20~30頭くらいは 出ていたと思いますので、まずまず良好です。

SG血統もやっていますが、こちらはYGと比べると体重の乗りはもう一つでした。

でも、全く心配しておりません!

昨年の経緯から、shimaさんの虫は還元率がすごいのを知っていますので・・・・
本当に羽化ではアッと驚かされましたので、今年の虫も大いに期待しています。



それにしても今年は、ブリード作業に追われ気味で、 休みはそればかり、
他の事やってないような感じです。(笑

仕事はだいぶ落ち着いてきたのですが、昨年、今年と2年続けて飼育数が
膨大になってしまい、前年の虫の世話と今年のブリードで 一杯一杯な状態でした。

私の場合、飼育数を多くするのは隔年ごとが良さそうですね。



そんな調子ですから、夢中だった採集さえほとんど行かなくなりました。

せいぜい息子に誘われるか、ゲストの方が来た時くらい ってな感じなんですが、
一昨日、仲良くさせていただいているブリーダーさんが集まったので、久しぶりに
出掛ける事にしました。

メンバーは、昨年もご一緒させていただいたtigaさんとginko15さんです。

もう、すっかり恒例行事になりつつありますね。(笑

本当は樹液のシーズンに行く予定でしたが、餌交換に追われ、つい遅くなってしまいました。
さすがにこの時期、樹液では厳しいですね。



まずは、有名なうどん屋さんで待ち合わせ、お昼ご飯 !
地元の人はこんな機会で無いとなかなか行けない店です。




相変わらず行列が出来ていましたが、
この最後尾くらいで、待ち時間40分~45分くらいだったと思います。

案外回転早いんですよ。

ここは、“かまたま” が有名ですが、元々は冷たい麺のコシで有名になった店なので、
実は冷たい麺もおいしいです。

機会があれば皆さんもお試しください。

そうそう、日曜休みなので、気をつけてくださいね。




ちょっとうどんに脱線しますが、うどん好きからアドバイス・・・

冷たい麺と書きましたが、うどんは冷たくしすぎるとコシが無くなり、
固くて重い麺になります。

ご自宅で茹でる際、コシ(弾力性)を楽しむなら、氷水で麺や容器までを冷やすのは
あまりお勧めできません。

香川のうどん店で冷たいメニューが有名な店は、適度な温度(ややぬるめ)で
出すよう配慮している場合が多いです。
(構わずキンキンに氷で冷やし、“ガチガチ”の麺を売りにする店もありますが・・・)

その前提で、
冷たい出汁との関わりにより、同じ冷たいメニューでも微妙に食感が変わってくるんです。

コシ(弾力性)を楽しむなら、 “ぶっかっけ”  や “ひやかけ”  では無く、
“ざる” が良いです。

食べる直前に冷えた出汁にくぐらすので、麺の芯まで冷えず、弾力を保ったまま
口に運ぶ事が出来ます。


逆に固くて重い感じが好みなら、 “ひやかけ” (冷たいかけ出汁を掛けたメニュー)や
“ぶっかけ”  が良いと思います。
これらは、冷たい出汁の中にずっと浸かっているので、芯まで冷え固い麺になります。


ぶっかけも出汁が別容器で出された場合は、掛けた直後の麺はコシ(弾力)が楽しめ、
時間が経つとどっしりとした固めの麺に変化し、両方楽しむことが出来ます。


機会ありましたら是非冷たい麺の温度に注目し、そんな違いを確かめながら
ご自分の好みを探してみてください。







さて、クワガタの話に戻します。

スケジュール一杯なので、昼食後は腹が熟れる間もなく、即採集に向かいました。

この時期、樹液より、材採集がメインになりそうなので、
各々、それなりの道具を装備し出発です。


最初は、いつも通りすぎる場所で、私も入ったことがない場所を探索しました。


倒木は、2本ほど発見しましたが、 状態はあまり芳しくなく、
虫自体の気配もありませんでした。




こんな立派な樹液木もありましたが・・・
幹別れの立ち枯れは、キノコが出ていましたので、2年くらいすれば良さそうですね。






次は、 大きく場所を変え、
2年前に良さそうな立ち枯れを発見した場所に行ってみました。


入っていきなり、樹液にスズメバチが集まっており、

近づくと・・・・


なんと!

こんなのが貼り付いていました。







盛夏を思わせる風景ですね。

死んでいると思ってら、ちゃんと活動していましたよ!

ノコギリの活動を見た『最遅記録』更新です(笑

まあ、今年は暑かったですからね-




その後、 tigaさんが朽ち木からコクワ成虫を出したり、




カブトの幼虫が居たりと飽きない道中・・・・







やがて、

目的の場所に着きました。

倒木を想像して見渡しますが、

お目当ての立ち枯れは・・・・



あらら、

未だ、堂々とした大木の面影を保ち、そこにそびえていました!

でも、やはりすごいオーラがありますね。



さすが一級の良い朽ち木だけに、
早々にどなたかチェックに来られているようでした。

道中全く形跡が無かったので、この木のみを目的に来られたのでしょう。


ここは倒れてからのお楽しみということで、少し根元をチェックしたのみで
諦める事にしました。


ということで・・・・・・  無事にツアー終了!


本命こそ出なかったものの、
約3時間のプチ採集は、 ブリードの話なんかも交えながら、
時にドキドキ感も味わう事ができ、なかなか内容の濃いツアーとなりました。





第二部はファミレスに場所替えし、話し足りないブリード談義。

すっかり夢中になり、ドリンクバーで4杯お代わりするほど話込み、
遠方はるばるお越し頂いたtigaさんを遅くまで引っ張る事になってしまいました。

本当はもう一軒、釜揚げうどんの店に寄る予定だったのに・・・・

すいません・・

やはり、交流会は勉強にもなりますし、良い刺激をもらえますね。

お二方、この度はどうもありがとうございました。



2016年9月21日水曜日

赤いオオクワガタの仔

ブリードの方はそろそろ2本目交換時期で、忙しくなります。

先週少しだけ交換したところ、経過は良好のようで、

1本目好調だった一昨年を超えようかという滑り出しです。



ただ、序盤で最も体重が乗った下の個体は、

残念ながら潜らず ★となってしまいました。




潜る途中で尻噛みでもしたんでしょうか?




もう1頭、36gオーバーも尻噛みで瀕死の重傷です・・・・

リスクが大きい頭幅測るのやめようか・・・・なんて考えてます。

いやあ、餌交換も下手で情けないです・・・・


この後の本番交換はより慎重に望みたいと思います。








前回は能勢の羽化報告だったので、今回は香川産です。


まず、以前成虫で割り出した赤いオオクワガタ

覚えていらっしゃるでしょうか?

赤みがかったオオクワガタ WD個体

  採集記事



昨年は、このオス65mmを使用して

2ラインブリードしました。



1組目AD1ライン 


ペアリングしたメスは、同じ日に近くの切り株から

成虫割り出しした大型メス44.5mmです。

このラインは、大きいサイズと、オスの赤色を引き継いでくれればと

一番期待したラインでした。



さて、



結果は・・・
















代表個体 74.5mm




サイズは、最大74.5mmと期待したほどでなく、


色も・・・・



んー  

 ・・・・・普通。



そう真っ黒 です(笑


形も顎が短く、WDに近いといえば聞こえは良いですが、

あまり好みではありません。

完全に期待外れです。





もう1つの AD2ライン 

メスは同じ日に同じ木から成虫割出しした33.0mm

こちらも、赤みがかった個体を期待していました。

このラインからは、オス1頭のみで、この個体です。






AD2ライン 70.3mm



サイズも70.3mmとたいしたことなく、

形状も上のラインとよく似た感じで、あまり格好いいとは言えないかな・・・

色も・・・・

真っ黒ですねー(笑





という事で、

赤い色の継承は、 失敗

形状・サイズも  期待外れ

と、かなり残念な結果となってしまいました。


やはり赤い色は、血筋ではなく、餌や温度などの環境によるのでしょうか???



この辺はあまり深く追求せず、

この企画は終了したいと思います(笑






そんな中、

香川産で最も気に入った形状で羽化してくれたのがこちらです。

AA6ライン 78.3mm

AA6ライン 78.3mm(同じ個体です。)


AA6ラインからです。



このラインは2012年に採集し、

大変気に入っていた美形オス68mm(下写真)を


自分の子供に掛けた戻し交配ラインです。

2013年1月12日 3令採取 F0 68.0mm




これが見事に成功し、どのオスもアゴが細長く、美肌のイケメンです!


戻し交配 効果抜群 です!


これほど形状固定がうまくいくと、ブリードも一段と楽しくなりますね。


今後のブリード配合計画の参考にしたいと思います。


















2016年8月21日日曜日

やっと羽化報告です。

今年もお盆休みは、高知の実家で過ごしてきました。

毎年同じようなことして遊んでますので、

写真も毎年よく似ていますが、少しだけアップしておきます。

お決まりの花火

海はいやだよー!!
いやだってばー!






近年、魚突きは実家でのみやっていますが、

今年も子供達との釣りの合間に、ビーチエントリーで覗いてみました。



少し濁りがありましたが、

予想外に良いイシガキダイとイサキが捕れ、ラッキーでした。

昨年は、銛のラインが切れ大物を逃しただけに、

久しぶりの手応えと収穫は、大変うれしかったです。

ど真ん中突いてしまってますが・・・・汗

他、写真はありませんが、昆虫採集にも連れて行き、

この地区としては大型のヒラタもゲットしてきましたよ(笑

  (前にも書きましたが、植林が多く、広葉樹林が少ないので、

   虫は少ない上に、大型は少ないんです・・・・)








本題のブリード羽化報告ですが、やっと整理が終わりそうです。

前回も記載しましたが、メスの管理はそこそこうまくいき、

暴れ率10%程度に抑えることができました。


おかげさまで、大型メスがたくさん羽化しております。

例年55mm以上は数える程度ですが、今年はなんと31頭!

やはり3本目で暴れさせない事が重要だと改めて感じました。



あと、うちはブリード初年度より、メスは2本目~羽化まで

500ccボトルを使用していますが、サイズに関しては、

58mm近いのも羽化していますので、あまり不利ではないと思います。

菌糸は節約でき経済的かつ、空ボトルの置き場も少なくて済みますのでお勧めです。





オスはいつもの通り、ほとんど劣化させ暴れてしまいました・・・(泣

メスより早めの12月から1月初旬交換でしたが、管理が下手くそで、全く駄目でした。

来年は、3本目交換を1月中旬以降に変更したいと思います。



肝心のオスサイズですが、良い方から・・・



能勢産で、最もサイズが出たのは、やはりこの個体でした。



2015能勢1番ライン ♂86.0×♀56.0  羽化サイズ87.8mm

以前ブログにもアップしましたが、うちで最も幼虫体重が乗っていた個体です。



お腹パンパンで尻もギリギリですが、

このサイズとしては大変きれいな個体で、顎もスラッとしているので、

種親として期待しております。

♂親は2013シーズンに最も当たったライン当方A9ラインの86.0mm

♀親はshimaさんより補強した能勢産56.0mm  (87.2同腹)です。

残念ながら同腹8頭しか飼育しておらず、他に大きいのは居ません・・・・・









次はグッとサイズダウンして、この個体。

2015能勢4番ライン ♂85.2×♀55.0   羽化サイズ86.0mm

がっしりして、こちらもきれいな個体です。

最初の個体と配合が似ています。


♂親はshimaさんより補強した能勢産個体85.2mm(88.3同腹)

上記87.8mm♀親の異腹です。

♀親も同じく当方A9ラインの55.0mmです。





YGの方はもっと小さく、良さそうなのはあまり居ないのですが、

そんな中でもJ2ラインの成績が最も良かったようです。

1頭だけ写真を貼っておきます。



2015YG J2ライン 87.3B×♀52.6    羽化サイズ85.8mm



この個体は顎が直線的で気に入っており、数少ない種親候補です。



このラインも、

♂親は当方A9ラインの♂87.3B

♀親は翌年40g幼虫が出たE1ライン早期♀52.6

の組み合わせです。


同腹アベレージはなかなか優秀で、他に顎ズレですが86mm前後の個体と、

里子先でも86.1mmの報告を頂いております。






報告できそうなのは、以上で平凡ですが、

少しうれしいのは、種親として、13年のA9ラインが活躍してくれています。


うちでは上記の通りですが、クワ友さんからも、使用したラインから

87UPをはじめ大型の羽化報告を頂いております。




最後にYG里子ですが、ちょっと気になる個体です。



anchorageakさん1Bライン♂86.8×♀53.0   羽化サイズ85.5mm




2本目交換時26.9g

3本目交換時28.4gからの85.5mm羽化と

体重からすると素晴らしいサイズです。


種親としてはやや気になる点もありますが、細身でサイズが出そうなので、

特別に種親候補に昇格させ、期待しております。




以上能勢編でした。

今シーズンは、さらに良い種親を使用しましたので、

88mmUP目指して頑張りたいと思います。








2016年8月11日木曜日

2016ブリードも順調にスタートしました。

残念な記事のまま長くブログ更新をサボっていましたが、

そろそろ更新再開します(笑


まずは、心配だった2016ブリード

親しくしてくださる方からの援助もありまして、

当初計画と遜色ない布陣でスタートする事ができました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

”どうもありがとうございました。”



幼虫採りの方は、

一部欲しいラインの数が少なく、7月まで粘っていましたが、

産卵数が少ないメスは粘ってもやはり少ないですね。


ただ、全体では概ね順調で、少しクワ友さんに回すことができました。

おかげさまで、飼育数も過去最高になりそうです。





2015シーズン羽化の方も、ほぼ掘り出し完了しました。

3本目、メスの暴れは1割程と人並み?に管理できましたが、

オスは例年通り、6割程度暴れさせまして・・・・・・・トホホ


相変わらずブリードは上達していませんね・・・



まあ、そんな状態なので、あまり大きな個体は羽化していません。

盆明けに写真撮りましたら、少しだけご紹介させていただきます。



この教訓から、次回は、オスもメスの交換時期(1月末)まで我慢して

3本目投入しようと思います。

他にも、基本をおろそかにしていた部分もありましたので、2016シーズンは

大幅にレベルアップさせたいと、今までになく意気込んでいます!






写真が全くないのも寂しいので、

先日、お盆の帰省お土産用に、息子と採集に行った際の写真を貼っておきます。




ノコやヒラタが採れればと思っていましたが、

ヒラタは小さいのばかりで、大きいのが採れなかったです。



オオクワも、

昨年採った、レア地区の中歯がまだ健在なので、

メスが居ないか少し期待していましたが・・・・・

こちらも全く気配がありませんでした・・・

ちょっと開きすぎの捲れ木

立派な赤ノコはキープしました       すぐ飛んでいってしまい、きれいに撮れませんでした




もう、しばらく山に行ってませんでしたので、2時間程度ウロウロしただけで、

ヘロヘロになり、リタイアです。(笑



新アイテム、空調服少し試してみましたが、少しはマシかな・・・?

全然へっちゃらって訳にはいかないですよね。

夏ですから・・・・






2016年3月20日日曜日

2016ブリードは早くも暗雲が・・・

2015シーズンブリードの方は順調に昇温させ、例年ほどの暴れは発生しておりません。

体重の乗りはイマイチでしたが、今年こそ上手く羽化ステージに導きたいところです。



変わって2016シーズンは、そろそろペアリングをやらなければならないのですが、

昨日、重大な事態が発覚しました!

1週間ぶりに種親を確認したところ、

今シーズンの柱として補強しました期待の♂が、

ゼリーにアゴを刺した状態で落ちていたのです・・・


shimaさんから補強した、SG血統 

準ギネス890同腹の 88.1mm君
元気な頃の写真



血統、サイズも凄いですが、アゴも素直でディンプルもほとんどなく、

還元率の良い個体だっただけに大変残念です。



今週は、特に帰りが遅く、種親を気にする余裕がなかったのと、

1週間程度なら転倒やアゴ刺しがあっても大丈夫と、楽観していた気持ちも

どこかにありました。

失った代償は大きいですが、この教訓は今後に生かしたいと思います。



88クラスを出してくださるブリーダー様は限られており、

本当に貴重な個体をこんな目に遭わせてしまい、自己嫌悪に陥っております・・・

shimaさん、本当に申し訳ありませんでした。



さて、"88クラスは補強せず、自分で出すんだ” と神様が言ってるのだと

気持ちを切り換え、組み合わせを考え直す事にします(笑



それにしても、881のためにメスも大量に補強したため、やや余りそう???

もったいないので、冷静に考えてみます・・・・。



香川産は順調なので、こちらは頑張りたいと思います。


2016年2月28日日曜日

採集もブリードもボチボチやってます・・・

久しぶりの更新となりますが、何とかやってます・・・(笑

先日は、セーケンさん、ひろさん、郡部の鬼豚さんに、晩ご飯をごちそうになりました。

私の知らない全国の採集話などをお聞きし、大変楽しい夜を過ごす事ができたのですが、

終盤はかなり酔っ払ってしまい、悪態をついたのではないかと心配しております。


少し記憶が曖昧ですが、ラーメンの味だけはしっかり覚えております(笑

おっしゃる通り、本当に最高ランクの醤油ラーメンでしたね!

皆さん本当にありがとうございました。






今年に入り、仕事がハードになりまして、休みは1日/月のペースです・・・

ブリードも採集もなかなか思うように進める事ができず、困ったものです。




採集については、もう2ヶ月近くも前になりますが、

1月4日にマイナーな新規地区を探索してきましたので、

少しご紹介しておきます。



そこは、有名な採集地ではありませんが、調べると古くは採集記録もあります。

林の状態は良い場所なので、オオクワガタが居てもおかしくないとは思っていたため、

過去何度か、樹液でトライしたこともあります。

しかし、普通種は豊富に居ますが、オオクワは採れず、

自分では、もう採れない所だと決めていました。



ところが、昨年

偶然にも樹液で中歯型♂をゲット出来たんです。

樹液採集個体
(その時の様子↓)
http://kodomooyaji.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html




メスが採れていないので、ブリード出来ず、ぜひトライしたかった場所です。






それほど広いエリアでもないので、樹液採集地点から遠いポイントから歩いて行きました。




こんな所に採集に来る人もいないでしょうから、もちろん割跡はありません。




そこそこ倒木もあり、まずまずの林でしたが、良い状態の木は見つかりませんでした。






少し移動し、

いよいよ採集地点付近に立ち入りました。

まずは、周辺で中歯♂の発生木を探そうと探索したところ、

採集木のすぐ横に立ち枯れがありました。



かなり高所なので、確認できませんが、この木はやや怪しいですね。

周辺の倒木などからも、それらしい痕はありませんでした。






他にめぼしい材も無いので、

事前調査で最も良さそうな、奥のエリアへ進むと、



期待通りの雑木林ではないですか!




樹液木も、倒木もそこそこあります。








一つ一つ確認しながら移動し、


谷に倒れたクヌギに乗った時です。



先端部が“バキッ”と折れ、




極太食痕がむき出しになりました!







よっしゃ! これは間違いなかろう! と、




この日初めてリュックを降ろし、じっくり観察します。




“やっぱり、ここにも生息していたかー”








満足感を十分味わった後、



さあ、仕上げにかかりましょう!














余裕しゃくしゃくで削りに入りましたが・・・










“あれれ????”



追いかけてすぐに食痕が消滅です・・・

先端部も幹の方も・・・・・




近頃このパターン多いです(笑




その後は、良材には巡り会う事ができず、

残念ながら、この地区での探索を終える事にしました。

狭いエリアなので、1日でほぼ回った感じででしょうか・・・・・・

雑木林が浅いため、オオクワガタも薄いようです。



やはり難しい感じがしますので、中歯型♂の嫁さん探しも諦め、

貴重な地区の標本として大切にしたいと思います。


でも、採集の方は休みが取れれば、もう1回くらい他の地区も覗いてみたいと思います。






一方、ブリードの方ですが、

夜な夜な頑張って、1月には3本目餌交換終わっております。

が、 総じて体重乗ってません・・・


アベレージもそうですが、35gUPの頭数も、

昨シーズンの半分程度と寂しいものです。



糞から劣化させる菌を持ち込むんでしょうか?

1本目劣化させた奴はは2本目でも劣化しやすいですねー

今年のブリードは手を抜かず、1本目からしっかり管理したいと思います。



4本目交換では、辛うじて40gオーバーが1頭だけ出ております。

やや肥満体型ですが・・・・・(笑

能勢1番ライン 86.0(A9)×56.0(shima様能勢872同腹)


3月になると管理温度を上げますが、

今年は少しメリハリを付けて昇温しようと思っています。



毎年このステージで失敗していますので、

今年こそは人並みに管理出来ればなあ・・・・  と!! (笑