2016年8月21日日曜日

やっと羽化報告です。

今年もお盆休みは、高知の実家で過ごしてきました。

毎年同じようなことして遊んでますので、

写真も毎年よく似ていますが、少しだけアップしておきます。

お決まりの花火

海はいやだよー!!
いやだってばー!






近年、魚突きは実家でのみやっていますが、

今年も子供達との釣りの合間に、ビーチエントリーで覗いてみました。



少し濁りがありましたが、

予想外に良いイシガキダイとイサキが捕れ、ラッキーでした。

昨年は、銛のラインが切れ大物を逃しただけに、

久しぶりの手応えと収穫は、大変うれしかったです。

ど真ん中突いてしまってますが・・・・汗

他、写真はありませんが、昆虫採集にも連れて行き、

この地区としては大型のヒラタもゲットしてきましたよ(笑

  (前にも書きましたが、植林が多く、広葉樹林が少ないので、

   虫は少ない上に、大型は少ないんです・・・・)








本題のブリード羽化報告ですが、やっと整理が終わりそうです。

前回も記載しましたが、メスの管理はそこそこうまくいき、

暴れ率10%程度に抑えることができました。


おかげさまで、大型メスがたくさん羽化しております。

例年55mm以上は数える程度ですが、今年はなんと31頭!

やはり3本目で暴れさせない事が重要だと改めて感じました。



あと、うちはブリード初年度より、メスは2本目~羽化まで

500ccボトルを使用していますが、サイズに関しては、

58mm近いのも羽化していますので、あまり不利ではないと思います。

菌糸は節約でき経済的かつ、空ボトルの置き場も少なくて済みますのでお勧めです。





オスはいつもの通り、ほとんど劣化させ暴れてしまいました・・・(泣

メスより早めの12月から1月初旬交換でしたが、管理が下手くそで、全く駄目でした。

来年は、3本目交換を1月中旬以降に変更したいと思います。



肝心のオスサイズですが、良い方から・・・



能勢産で、最もサイズが出たのは、やはりこの個体でした。



2015能勢1番ライン ♂86.0×♀56.0  羽化サイズ87.8mm

以前ブログにもアップしましたが、うちで最も幼虫体重が乗っていた個体です。



お腹パンパンで尻もギリギリですが、

このサイズとしては大変きれいな個体で、顎もスラッとしているので、

種親として期待しております。

♂親は2013シーズンに最も当たったライン当方A9ラインの86.0mm

♀親はshimaさんより補強した能勢産56.0mm  (87.2同腹)です。

残念ながら同腹8頭しか飼育しておらず、他に大きいのは居ません・・・・・









次はグッとサイズダウンして、この個体。

2015能勢4番ライン ♂85.2×♀55.0   羽化サイズ86.0mm

がっしりして、こちらもきれいな個体です。

最初の個体と配合が似ています。


♂親はshimaさんより補強した能勢産個体85.2mm(88.3同腹)

上記87.8mm♀親の異腹です。

♀親も同じく当方A9ラインの55.0mmです。





YGの方はもっと小さく、良さそうなのはあまり居ないのですが、

そんな中でもJ2ラインの成績が最も良かったようです。

1頭だけ写真を貼っておきます。



2015YG J2ライン 87.3B×♀52.6    羽化サイズ85.8mm



この個体は顎が直線的で気に入っており、数少ない種親候補です。



このラインも、

♂親は当方A9ラインの♂87.3B

♀親は翌年40g幼虫が出たE1ライン早期♀52.6

の組み合わせです。


同腹アベレージはなかなか優秀で、他に顎ズレですが86mm前後の個体と、

里子先でも86.1mmの報告を頂いております。






報告できそうなのは、以上で平凡ですが、

少しうれしいのは、種親として、13年のA9ラインが活躍してくれています。


うちでは上記の通りですが、クワ友さんからも、使用したラインから

87UPをはじめ大型の羽化報告を頂いております。




最後にYG里子ですが、ちょっと気になる個体です。



anchorageakさん1Bライン♂86.8×♀53.0   羽化サイズ85.5mm




2本目交換時26.9g

3本目交換時28.4gからの85.5mm羽化と

体重からすると素晴らしいサイズです。


種親としてはやや気になる点もありますが、細身でサイズが出そうなので、

特別に種親候補に昇格させ、期待しております。




以上能勢編でした。

今シーズンは、さらに良い種親を使用しましたので、

88mmUP目指して頑張りたいと思います。








2016年8月11日木曜日

2016ブリードも順調にスタートしました。

残念な記事のまま長くブログ更新をサボっていましたが、

そろそろ更新再開します(笑


まずは、心配だった2016ブリード

親しくしてくださる方からの援助もありまして、

当初計画と遜色ない布陣でスタートする事ができました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

”どうもありがとうございました。”



幼虫採りの方は、

一部欲しいラインの数が少なく、7月まで粘っていましたが、

産卵数が少ないメスは粘ってもやはり少ないですね。


ただ、全体では概ね順調で、少しクワ友さんに回すことができました。

おかげさまで、飼育数も過去最高になりそうです。





2015シーズン羽化の方も、ほぼ掘り出し完了しました。

3本目、メスの暴れは1割程と人並み?に管理できましたが、

オスは例年通り、6割程度暴れさせまして・・・・・・・トホホ


相変わらずブリードは上達していませんね・・・



まあ、そんな状態なので、あまり大きな個体は羽化していません。

盆明けに写真撮りましたら、少しだけご紹介させていただきます。



この教訓から、次回は、オスもメスの交換時期(1月末)まで我慢して

3本目投入しようと思います。

他にも、基本をおろそかにしていた部分もありましたので、2016シーズンは

大幅にレベルアップさせたいと、今までになく意気込んでいます!






写真が全くないのも寂しいので、

先日、お盆の帰省お土産用に、息子と採集に行った際の写真を貼っておきます。




ノコやヒラタが採れればと思っていましたが、

ヒラタは小さいのばかりで、大きいのが採れなかったです。



オオクワも、

昨年採った、レア地区の中歯がまだ健在なので、

メスが居ないか少し期待していましたが・・・・・

こちらも全く気配がありませんでした・・・

ちょっと開きすぎの捲れ木

立派な赤ノコはキープしました       すぐ飛んでいってしまい、きれいに撮れませんでした




もう、しばらく山に行ってませんでしたので、2時間程度ウロウロしただけで、

ヘロヘロになり、リタイアです。(笑



新アイテム、空調服少し試してみましたが、少しはマシかな・・・?

全然へっちゃらって訳にはいかないですよね。

夏ですから・・・・