2014年8月5日火曜日

ドキドキのオオクワ掘り出し&ゲンゴロウ着弾

2週間程前になりますが、一番期待しているボトルの掘り出しを行いました。

A9ラインで最大39gから、例のごとく暴れで33.2g ・・・

しかし挽回を期待していつもの900ccのG-potでなく、奮発して1400ccに入れた個体です。


外からは全く見えませんが、2週間ほど前に羽化したらしい事は把握しており、
中で生存している事も音で分かっています。

このラインは先に良型が出ており、完品羽化なら自己ギネス更新間違いないと確信していましたので、
家族を集めリビングで公開ホリホリすることにしました。

妻と娘は何でその個体が大きいと分かるのか不思議がっていましたが、面倒なので
説明はそこそこにし、早速表面から慎重にめくって行きます。




菌糸の状態は良さそうで、期待度はぐんぐん上昇していきます・・・・


少しずつ掘るのを楽しんでいましたが、
家族から“早く”とせかされ、蛹室頂部付近に小さな穴を空けました!


緊張の一瞬です・・・・




照明の光が届く角度にして覗くと・・・・







ディンプルの少ないきれいな頭部が見えました!



息子 “でか!”






んー、いい感じです!







肝心の羽が見えないので、更に穴を広げてみると・・・・・・

























ガーン!
・・・・・・・あれ?


開いています・・・・


内心は完品羽化の確率は大変高いと思っていただけに大ショックです・・トホホ
取り出して測定すると87mmは超えそうな個体でした。







・・・ごめんなさい。引っ張って羽パカ写真って最低ですね(笑

1ヶ月以上経った現在も元気で、87.3~4mmといったところでしょうか・・・
この状態で交尾出来るか分かりませんが、来年まで健在なら使用してみたいと思います。


でも、このライン2番目に大きかった幼虫はきれいに羽化してくれましたよ。







最大体重37g    その後暴れ交換31.7g    7/8羽化です。

顎開き最大値で86.0mmと見事に菌糸劣化、体重減を挽回してくれました!

ディンプルの無い美肌個体で、尻が薄く納まりも早かったので、余裕が感じられます。

オス親にそっくりです。


このライン、メスもかなりひどい状況を放置したにもかかわらず、なかなかの
アベレージでしたので実力はかなり高いとみて期待しています。

ちなみに種親♀はanchorageakが作出された86.8mmの親♀と同腹で、
anchorageak様825490ラインの個体です。

825490ライン自体866が出ていますが、種親としても大活躍しているようですね。




他では、

A1ラインは個体差が激しいのですが、少し羽パカの85mmが出ました。
この個体はアゴが長いので種親候補にしています。

A2ラインはB品86mmUPが居ましたが、すでに★になりました。
羽の外側が膨らんだようなB品でしたが、先天的なものか、蛹室の環境によるものか興味があります。

A3,A4ラインは最終計測終わっていませんが、最大で83~84くらいに留まりそうです。
但し形状は美肌で幅もあり、かっこいい個体が多いですね。

A6ラインはA9に次いで良さそうですが、今のところ85UPは出ていません。
期待の1頭がまだ羽化していませんので、こちらも大いに期待しています。

他のラインは暴れたあとの交換をあまり行っていなかったため、さほどサイズは伸びていませんが、
A10ラインは案外素質があるような気がしました。


以上が概要ですが、全体的には管理失敗で幼虫体重の割には残念な結果と言わざるを得ません。
A1、A2、A6ラインなど先輩ブリーダーの元に飛んでいった個体は、うちより遙かに凄いアベレージで
羽化させてくださった様なので尚更そう思います・・・・・。

来期は失敗せぬよう管理したいと思います。





さて、もう一つの表題ですが、
時々記事にしてますゲンゴロウくんです!

何度も探しに行ってダメだったあこがれの虫を、ついに今日見る事が出来ました!
本当は採集に行って見てみたかったのですが、私には無理だと悟りましたので・・・

この個体は友人のえんぱるさんブリード品を送っていただきました。
えんぱるさん、この度はどうもありがとうございました。

驚きの4頭入りでした!


それにしても予想よりでかい事!

息子もびっくりです!

妻はゴキブリみたいって言ってますが、明らかにゴキブリよりでかいです(笑


オオクワよりも幅広なので体長の割に大きく感じますね。

目がかわいく、愛嬌もあります。




クロゲンのように放置せず、大事に育ててみたいと思います。

2014年7月18日金曜日

羽化状況

相変わらず仕事は忙しいですが、幼虫投入&掘り出しもやっと峠を越えつつあります。

現在羽化の方はオスもほとんど終わりましたが、わずかに残っている暴れ交換組大型幼虫の
羽化ラッシュを迎えています。
(大型幼虫と言っても暴れて小さくなっていましたが・・・)

既に報告の通り、今期は菌糸の管理ミスから酷く劣化させてしまい、残念ながら体重の割には小さな
成虫になっています。

羽化管理は狙った訳ではありませんが大きく4通りに分かれましたので、
それぞれの傾向についてご報告いたします。



まずは暴れ無しで3本目で羽化したグループ

これはもちろん理想的で好結果につながりますが、うちではメス入れても10頭足らず・・・・
オスも早くスイッチが入った小さい幼虫が多い中、A9ラインの33.5g幼虫が84.2mmで
羽化してくれました!



次は暴れ放置したグループ

これは劣化が酷い場合は最悪の結果となります。

状態が悪すぎると蛹室を作る事が出来ず、蓋のうらに上がってきて蛹化する個体が多く、
この場合多くは不全になりました。
蛹化して人工蛹室に移しても床がデコボコだったためか、蛹の状態で背中がデコボコになっており、
不全になる例が多かったです。
もちろん無事羽化できた個体も、尻が小さく収まりの早い個体が多く、当然長さも出ていません・・・・・

極端な例では、
35.5gあったオスを79.8mm羽化、
17.5gあったメスを48.5mm羽化なんてのもいます。
我ながら逆に凄いと思ってしまいます(笑

やはり余裕があれば交換してやるのが良いですねー
不全個体ばかりでかわいそうでした。
でも、このグループの完品オスは相対的に頭部が大きくなるので、形はかっこいいのが多いですよ(笑



次は暴れ交換後即蛹化したグループ

これは棚の手前に置いてあったボトルで、見かねて交換した個体です。
同じ棚に戻したので、即蛹化しました。
この場合、交換ボトルは菌糸にしてもマットにしても大きさはあまり変わらない印象で、
交換時の体重なりの大きさで羽化している感じでした。
35gオーバーでも交換時30gだったら81mmとか・・・・
最大体重が重くてもあまり関係ない様ですね。



最後は暴れ交換後温度を下げ、羽化を遅らせたグループ

暴れ交換後、床下や玄関に移動しますと、即蛹化せず1ヶ月くらいして蛹室作成に入りました。
セミ化リスクもあるかなと思いましたが、今のところセミはいないようです。

このグループが今羽化ラッシュを迎えていますが、こちらは即蛹化させるよりはマシの様ですね。
しかもこの場合、マットより菌糸の方が有利で菌糸組はお腹が大きく体重を戻しているように思われます。
こちらからは85mmは超えそうな個体が1頭羽化してくれました!
固まれば撮影したいと思います。

暴れても諦めず管理すれば、少しは挽回できるかも知れません。
残り3頭ほど菌糸ビン投入個体がいますので期待しておきます。



こうなると多くをマットに入れてしまったのが悔やまれますね・・・・
来期はこの経験を生かしたいと思います。

・・・というか、まずは菌糸を劣化させない事ですね (笑




香川産では丸亀産の体重が乗っていたのですが、こちらも暴れで大きくならず・・・
しかも形もイマイチでした。
自己採集累代は今期ブリード分をベースにしたいと思います。



ワイルド幼虫は相変わらずきれいな個体が出てきました!
こちらで採集記事をアップした個体では、まずこちら↓


3/9にS氏と出掛け、ボロい倒木から出た3令9.2g
ピッカピッカで顎の曲線がきれいですねー
サイズは61.5mmとかわいいサイズです。






こちらは3/16息子と採集した20.1gの巨大幼虫!
能勢と同じく暴れ放置なのでサイズは70mm届きそうにありません・・・・



























最後に前回ご紹介しましたカブト君、残念ながら不全でした・・・トホホ
やはり太りすぎたようですね(笑








2014年5月20日火曜日

西赤石山のアケボノツツジ

今年はゴールデンウィークもあまり休みが取れず、2014年度のブリードは出遅れ気味になっています。
現在ペアリングがやっと半分終わったでしょうか・・・
産卵セットには随時投入中ですが、早期羽化個体が多いので、成熟が進んでいるかちょっと不安ですね。
昨年も何頭か未成熟っぽかったのが居ましたので・・・・

2013年度の幼虫はメスの羽化が最盛期を迎えており、オスもそろそろといった状況です。
前回報告の通り、9割以上暴れたので期待していませんが・・・・

結局35g以上で素直に蛹化したのは24分の1、A9ライン35gの個体のみのようです。
A6 ライン37gもまだ暴れてませんが、どうもセミ?? かも知れません・・・



そんな中、香川産カブトだけは順調に大きくなっていました!



これはもう”目標85mmオーバー!”とでも掲げましょうかねえ?
ちょっと期待してしまいます。
この調子だと体長はオオクワよりカブトの方が大きく羽化するかな??なんて(笑




あと、菌糸詰めは月末からの予定ですので、海に行ったり、山に行ったりしてます。



こちらは”亀の手” 
塩水でサッと茹でて、ウロコが付いてるように見える”くき”のようなところを食べます。
基本、貝の味なんですが、エビの風味もあり、ビールのつまみに最高です。
こんなに長いのは良いポイントでないと難しいですが、どこにでもいる貝(?)なので、
海が近い方は、チャレンジしてみてください。



さて、クワガタの話題ではありませんが、表題の西赤石山。
中四国随一のアケボノツツジ群生が見られる山として人気があります。
以前から気になっていたので、土曜日、天候も良さそうなのでチャレンジしてみました。
もう花のピークは過ぎていたようですが、今年は花付きが良いとの事で、
それでもなかなかきれいでしたので、ご紹介したいと思います。

愛媛県の新居浜市、別子銅山の史跡が残る東平(とうなる)から入り、標高差約900mの山登りでした。
因みに、ここ東平は“東洋のマチュピチュ”と呼ばれ、銅山の構造物が数多く残っています。



肝心の花の方ですが、山頂付近は辛うじて残っているようで、
駐車場から望遠で狙うと山はピンクに染まっていました!

ピンクに染まる西赤石山(標高1626m)



変電所跡の建物
変電所跡の建物を通過して登山道に入りましたが、道は大変良く整備されており、
初心者でも全く心配要らないようです。

途中、社宅跡や鉄道跡なども見る事ができ、飽きる事がありません。



 
 
 

途中銅山越えの峠から見た西赤石山!
斜光を受けピンクが際立っています。

これを見たら興奮してついつい早足になってしまいました(笑






頂上ではありません。頂上手前のピーク付近の花 これでも十分きれいです!



穏やかな雰囲気の西赤石山とは対照的に、険しい岩峰の東赤石山方面が見えました。
時間がないので、こちらは眺めるだけにしました。
写真は撮りませんでしたが、遠くには未だ残雪をまとった石鎚山も確認できました。
 
対面の山にもちらほらツツジが見えます。






見事なピンクの斜面が林間から望めました!
 
 
 
 
 
さて、いよいよクライマックスのカブト岩付近からの景色です。
 
山頂直下のカブト岩付近から望む標高1626mの西赤石山
思わず声が出そうなくらい素晴らしかったです。
 
ことらも素晴らしいピンクの斜面
 
 
 
 
 
これがアケボノツツジの花です。



関東にいる頃は、穂高の涸沢へ毎年紅葉を見に行っていましたが、
それに負けないくらいきれいな景色でした。

簡単にアプローチできるので来年以降もチャレンジしてみたいと思います。

とはいえ、運動不足の体にいきなり標高差900mはきつかったですが・・・
年のせいか下りは膝が悲鳴を上げていました(笑




(おまけ)
下山途中、ヤマカガシだと思いますが、獲物を飲み込んでツチノコのように太くなったヘビ君がいましたよ。



2014年4月6日日曜日

壊滅状態・・・

近頃、パソコンで音楽を聴く“PCオーディオ”に興味を持ち、早速簡単なシステムを組んでみました。
というのも、菌糸詰め作業の部屋にはパソコンしかなく、良い音で音楽を聴きながら作業がしたい
と思うようになったからです。

それまではUSB接続のJBL製PCスピーカーを接続して聞いていましたが、価格コムで評価が
高かった割には全く期待外れで、音はまるでオモチャの様でした。

そこで、PCオーディオの入門と言うべきシステムを試してみる事にしたのです。

流行の“ハイレゾ”対応のヘッドホンアンプに、アンプ内蔵スピーカーという構成で、ソフトは
Foobar2000というフリーソフトです。
(このソフトのOSのオーディオエンジンをスキップさせる機能が肝のようですね。)




結果、出てくる音は予想を遙かに超えていました!

音の解像感が上がったとでも言うんでしょうか、モヤモヤしていたのがクッキリしてきた様に感じ、
目の前の空間に小さな音楽ホールが見えてくるようです。
特に、ボーカルがむちゃくちゃリアルに聞こえ、今持っている専用オーディオ機の音を
あっさり超えてしまいました!
音源が近いせいもありますが、少し聞き疲れするほどです。

投資額もさほどでもなく、コストパフォーマンスは高いと思いますね。
プレイリストでCD交換の手間もなく、これで快適なクワ作業ができそうです!




 さて、ブリードの近況ですが、幼虫たちは暖かくなって一気に暴れはじめました。
表題のとおり、ほぼ壊滅状態です・・・・。





オスメス共、概ね9割方暴れているでしょうか・・・

35g以上の有望なオスが24頭いたのですが、現時点で暴れていないのは、わずか2頭を残すのみと、
悲惨な状況です。

残りの2頭が暴れるのも時間の問題でしょうかね・・・
“頼むからじっとしていてくれ!”と、毎日お願いしています。(笑

一応、有望な個体のみ4本目交換していますが、やはり体重は5g前後落ちており、
つらい交換作業になっています。

これでは、いくら良い音で音楽を聴いても落ち込んでしまいますよね(笑



原因ははっきりとは分かりませんが、菌糸の状態が良くなかったのは事実で、
大きな要因の一つだと思います。

やはり、1日の温度のブレが大きかったのが劣化を早める結果になったのか???
と考えています。

それと、ヒラタケに比べカンタケの方が劣化が激しかったので、やや高温耐性が劣るのかもと
考えています。



来年は失敗を繰り返さぬように対策を講じなければ・・・・

残るは他のブリーダー様へ飛んでいった同腹兄弟が無事羽化して、去年の配合の成果が
どうだったのか検証できれば・・と願うばかりです。