2025年9月23日火曜日

2024シーズン羽化個体

先週の三連休は娘に誘われ、初めて京都の貴船神社に行ってきました。
 昼間の二条城は残暑で汗だくでしたが、渓谷沿いの貴船地区はとても涼しく「別世界」でした。 
夕方は「川床」という席での食事を予約してくれており、「川床」自体の知識がなかった私は 
そのシチュエーションに興奮し、非日常体験を満喫して帰ってきました。
 季節や天候、最近は混雑もあり、なかなか行ける場所ではないですが、 機会ありましたら
是非皆さんも体験してみてください。
今回息子は参加出来ず






さて、表題の件ですが、
ようやく羽化個体の写真を撮りましたので、ご紹介します。 
トップバッターはSR2411ラインから90.2mmです。

この個体、気がつけば1週間近く暴れていたようで、体力無くなっているかと思いましたが、
ダメ元で今期幼虫投入用に用意していた800ccボトルに入れたところ、無事羽化してくれました。
父親は2220ラインの90.3mm、母親は2208ラインの53.2mm(92.2同腹)で、
この年の優秀なライン同士の配合です。




顎は割と長めの個体です。








続いてはSR2414ラインから90.5mmです。
父親は同じ2220ラインの90.3mm、母親は2314ライン早期50.4mm(89.6同腹)です。
こちらは暴れて救済もできずにマット状になりましたが、無事羽化していました。
















このあと2頭は同じラインです。
SR2418ラインから上翅訳ありの91.1mm
こちら、父親はブリード提携先の嶋原さん所有の91.4mm(R3-S7)
母親は2201ラインの56.4mmです。
数少ない暴れていないボトルから羽化しました。













同じくSR2418ラインから92.1mmです。
今期最大個体となりました。
こちらも菌糸劣化で暴れてしまいましたが、
ボトル救済が早かったので羽化できたみたいです。






顎は長くありませんが、直線的でお腹も大きいので、長さにつながったようです。
父親所有者の嶋原さんには感謝申し上げます。

以上4頭が90mmオーバーとなりましたが、4頭中3頭が暴れ組からの羽化でした。
先日お伝えした通り、引っ越しで直射日光に当たっていたボトルもあり、劣化で
今年はあきらめていましたが、暴れも救済が早ければまだ望みがあるということですね。

スマホから管理表に飛びにくいのでリンク貼っておきます。













 さて、今年も交流のある皆様から沢山の羽化報告を頂きましたので、
いくつかご紹介させて頂きます。

まずは、今年93mmオーバーを達成されたayuさんから91.0mmのご報告です。
父親はhxbwh999さんの90.1mm、母親が当方SR2226ライン53.3mmです。
小さな♀から見事なサイズです。

ayuさんご夫婦他のラインでも数多く大型を作出されており、三階松さんのHPで紹介されています。

リンク先→ 三階松さんのHP





次は、毎年大型羽化のご報告を頂いています茨城の香山さんから、
今年も90.3mmのご報告を頂きました。
母親が当方SR2208ラインの54.7mmからと、こちらも小さな♀から立派なサイズですね。






続いては、いつもお世話になっていますZENOさんから90.8mmの羽化報告です。
こちらは父親が当方SR2208の86.2mm、母親がMUGENさんのSR2208の56.7mmからです。
当方SR2208からは3頭目のご紹介となり、このライン大活躍してくれています。





続いて、空雲さんから90.2mmのご報告を頂きました。
写真は頂いていませんが、三階松さんのHPに紹介されています。

リンク先→ 三階松さんのHP

こちらは父親がふぃりっぷたいきさんからの個体、母親が当方SR2209の55.3mmという
組み合わせです。
オスの方にも準ギネス系SG1が入っており、準ギネスの血が強い配合のようです。






最後に毎年大型を多く作出されている「東北の雄」中川原さんから、
今年も沢山のご報告を頂きました。
90.1mm、91.1mm、91.3mmの3頭です。



こちらは父親が中川原さん2022SR01ライン91.1mm、母親が当方SR2225ライン56.5mmという組み合わせからとのことです。

中川原さんはこれ以外にも91mmUPが1頭、90mmUPが6頭という凄腕です!

以上羽化個体のご報告でした。