2020年5月6日水曜日

掘り出しスプーン作成

今年のGWはコロナの影響で帰省せず、ずっと自宅にこもっております。
クワガタルームの整理をするのに良い機会だと思っていましたが、
なぜかダラダラしてあまり進んでいません・・。
  (最終日なので、今日は頑張ります(笑)



まずは近況です。

19年シーズンの幼虫は、例年通り暴れる個体が多く出ており、
小さい幼虫は放置、大きな幼虫は諦めずに4本目、5本目に交換しています。

暴れの割合、ざっと3割程度でしょうか・・・・
最終ボトルを12月交換にしていた頃よりは、少しマシになりました。

ブリードルームから嫌なガリガリ音が聞こえなくなってきたので、
早いのはそろそろ蛹化が始まっているようです。

狙った時期より少し遅くなりますが、6月中旬頃が羽化ピークになりそうですね。




20年シーズンブリードは、ペアリングがまだ少し残っていますが、
終わったメスから随時産卵セットに入れ始めています。

種♂2枚看板の 89.6mm 89.4mm は、2頭とも種確認が済んでおり、
メス扱いも上手そうなので、種付けは成功していると思います。

ペアリング後、メスの活性も高く、餌も沢山食べていますので、
採卵に苦労することはなさそうです・・・・・

さあ、どうでしょうか・・??


産卵材については、カビをあまり気にしない方なので、
今年もホダ木や山から拾ってきた朽ち木をメインにしています。

ただ、カビるよりカビない方がマシだと思うので、
先輩ブリーダー様からの勧めもあり、新たに植菌カワラ材も試しています。

今年入手した植菌材は大変綺麗な材でしたし、手間を考えるとそれほど
高価なものでもないので、成績が良ければ来年もっと増やすかもしれません。





能勢ばかりでなく、香川産の方も少なめですが継続しております。

今回は♂の画像を撮ってなかったので、ご紹介します。




1頭目 HM-1804ライン 76.4mm
サイズは大きくありませんが、顎が細長くシャープな個体です。










2頭目 HO-1801ライン 77.7mm
香川産としては大型の部類で、顎は太めで綺麗な弧を描いています。


こっちの方が、おそらく オオクワガタらしい形状 だと思いますが、
個人的には1頭目の方が好みです。

こう見ると個体差があり面白いですね。

ちなみに、HMもHOも距離は少し離れていますが、同じ綾川町産です。

自己採集からの個体なので、香川産も出来るだけ長く続けたいと思います。








あとは、あまりネタが無いので、表題の件。

以前も記事にした事がありますが、愛用の掘り出しスプーンをご紹介致します。


昨年長年愛用していたスプーンを無くしてしまい、
再度作成した時のものです。
 (製作といっても柄を付けるだけですが・・・(笑)

材料は、マドラースプーンとヤスリ用の柄、接着剤などです。





まず、一番大事なマドラースプーンですが、
今回はアマゾンでこちら ↓ を入手しました。

       


以前の製品(直径約5.0mm)より太く、直径約5.4mmあります。

同じアマゾンのベストセラー1位で、柳宗理さんで同じような製品がありますが、
この製品より細く(約5.0mm)やや弱いので、Lindexの方をお勧めします。

直径にして僅か0.4mmの差ですが、使用感は全く違います!







取り付ける柄の部分は、ヤスリ用の柄 ↓ を利用します。




ネットでは、差し込む穴の径を記載している商品が無いので、
可能なら、ホームセンターに行って直接試してみるのが良いと思います。

木製の方が穴さえ合えば簡単で、しっかり固定できるためお勧めです!

穴は多少きつくても、ドリルや細ヤスリで調整すれば大丈夫です。




樹脂製のものは握り心地は最高ですが、接着剤が効きにくいので要注意です!

今回はこちら↓を使用しまして、後述する方法で固定すれば大丈夫そうでした。

     






接着剤は耐衝撃性のあるものが良いと思います。

特に樹脂製グリップの方は変形しますので、弾性があるものでないとダメです。


材料は以上で、
あとは、好みの長さにグラインダー等でカットして接着するだけです。






今回は、1400ボトルの対角位の長さにしてみました。


樹脂製グリップの場合は、差込穴が短いためそのまま使用するとすぐに抜けてしまい、
穴を延長する必要があります。

ドリルでも良いですが、今回は簡単でピッタリなじむよう
熱で溶かす方法で延長してみました。

マドラーをカットする際に、グラインダで少しテーパー加工し、差し込みやすくします。



この際、摩擦でかなり熱くなると思いますので、
その状態で樹脂グリップに強く差し込み、溶かす事で穴を奥まで延長します。

20mm位は延長したいので、最初カットする際はその分長めに切って
調整しておく必要があります。





あとは、一旦抜いて接着すれば 完成 です!

接着剤の硬化時間は説明書以上に十分取って下さい。

お好みでスプーンの先端を少し薄く削ると、
ボトルと菌糸の隙間にスパッと入るようになります。


ブリードで最も使用頻度が高いものだと思いますので、
まだ良いツールが見つからないという方は、是非チャレンジしてみて下さい!








1 件のコメント:

  1. ju_tsu様

    こんにちは、群馬の あゆむちと申します。
    群馬で 誰か分かったと思います。
    私もマドラースプーンを 購入しました。
    これから製作します。
    それと親父は、収穫をしていますが 私は、腰痛で 芋の収穫を 助ける事が出来ません。
    病院の通勤快速でやっと菌糸の交換が出来る様になりました。
    二本目の交換で最大37.6が出ています。
    次は、37.1ですね。全てju_tsu様とshima1007様からのラインです。
    3本目が楽しみです。

    あゆむち

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