2018年2月18日日曜日

3本目への交換完了

2月上旬で3本目への交換がようやく完了し、空ボトルの洗浄も終わり
やっと落ち着いたところです。


経過は、交換当初かなり好調だったので、
これは!!   と期待したものの、
後半に進むにつれ失速・・・・・・


冷静に見れば昨年よりは若干進化しているのですが、後半のイメージが悪かったのと、
他のブリーダーさんの圧倒されるような経過を見てしまうと、
やや消化不良な感じはあります。


それにしても、今年はどこかですごいレコード個体が羽化しそうですね。


さてうちでは、昨年の最大体重を超えたのが2頭出ました!
いずれも肥満体型ですが・・・・・

一応写真撮りましたので、ご紹介します。


1頭目はこちら



N1713ライン 86.5B(shima氏幼虫購入)×53.9(SG1早期90.0同腹)

♂86.5mmBは、SR血統確立前にshima様より幼虫で購入し羽化させた能勢産個体です。

羽パカでしたが、顎の形状や体が大変綺麗で、同腹の還元率も良く、期待の種♂でした。

メスは、昨年のSG1ライン、90mm同腹の早期羽化個体です。



ちなみに、羽パカですが、子孫への影響は少ないと考えていますので、
形状や大きさを見て気に入れば、躊躇なく使用しています。

こちらのライン、他にも41.0g 40.9g 40.2gが出ています。




2頭目は

























N1714ライン 86.5B(shima氏幼虫購入)×54.0(SG2早期)

♂は先程と同じで、♀も昨年のSG2早期羽化個体です。

このラインも他に 40.4g 40.0gが出ました。






今シーズンは種♂により、ラインの体重傾向がはっきりしてましています。

上の ♂86.5mmB を使用したラインは、どれも体重が乗っており、
今シーズンの40gUPのほとんどがこの♂からです。




一方、YG♂85.5mm(anchorageak氏15年1Bライン)を使用したラインですが、
このオス、幼虫時一度も30gを超えず、最終体重も28.4gでした。

今のところ、種♂に似てどのラインも控えめな体重です・・・・トホホ

ただ、親は軽い体重から85.5mmで羽化し、ボリュームがないのに長さがある
不思議な個体だったので、羽化個体には望みを捨てていません。




そして、期待のSR♂87.3mm(90mmレコード同腹)を使用したラインは、
前述2頭の中間くらいの体重傾向です。

大型完品羽化を目指すには程よい体重の♂が多く出ましたので、
こちらも羽化が楽しみです。




以上簡単ですが、経過報告とさせて頂きます。

管理表は空き時間を使って随時更新中ですので、幼虫里子や早期羽化が嫁いだ
方々は参考になさって下さい。






近頃は、大型血統ブリードの記事がメインになってしまいましたが、
香川産の方もしっかりやっております(笑

そういえば、昨年の羽化個体を紹介してませんでしたので、写真UPします。


まず、
綾川HO1ライン(77.9mm×49.0mm)

同じ日に採集し羽化させたペアがルーツで、親はWF1の同腹です。

♂77.2mm


77.2mm と、惜しくも親超えはなりませんでしたが、ディンプルの無い綺麗な個体です。

形状は、うちでブリードしている香川産の平均的なスタイルでしょうか・・・・








次に
綾川HM2ライン(72.0mm×45.3mm)

F0ながら大変綺麗で大きく羽化してくれた ♂72.0mm と
近くで採集したラインの早期羽化 ♀45.3mm を掛けたラインです。

この個体は、♂親に似て顎が他に比べ立派です。

内歯の曲がりもやや内向きな感じで、私好みの形状をしています。

♂77.0mm



もう1頭これより大きな個体が羽化しましたが、形状はこちらが好みなので
この個体を種親にすることにしました。

2017シーズンは、この個体と同腹の早期羽化♀に、親であるF0の♂72.0mmを
もう一度掛け(戻し交配)形状固定を狙っているので、こちらも羽化が楽しみです。




香川産もこんな調子で、ひっそり楽しんでおります。(笑
                     

                   それでは。