久しぶりの更新になりますので、まずはブリードの近況です。
2020年シーズンは無事スタートしていますが、ここに来て菌糸の劣化がかなり進行し、
慌てて2本目に交換を始めたところです。
この時期から39gの幼虫が出たりしていますので、温度が高すぎたのか??
とも思いましたが、25℃~25.5℃と昨年と変更していないので、
正確な原因は不明ですが、やや心配なスタートとなってしまいました。
2019シーズン羽化は7月には完了していますが、菌糸詰めなどで忙しく、
やっと個体の採寸が完了したところです。
89mm~90mmくらいの個体は数頭出ていますので、次回は個体写真を撮影し、
ご紹介したいと思います。
仕事がバタバタしてまして、まだじっくり個体を確認出来ておらず、
新成虫販売のお問い合わせも頂いておりますが、ご案内も出来ずにおります・・・
大変申し訳ございません。
月末頃までにはお知らせ致しますので、もうしばらくお待ち下さい。
(尚、管理表は更新していますので、サイズくらいはご参照頂けます。)
メールが届かないといったケースがありましたので、こちらから返信が無い場合は、
お手数ですが、メールフォームからも送信して頂ければ幸いです。
さて今回は、
"つなぎ”の記事として、先日訪問した綺麗な川をご紹介させて頂きます。
お盆休み、今年は帰省もあまり出来ない状況なので、
水質が良い事で知られる「仁淀川」へ息子と妻を連れて行ってきました。
有名な "仁淀ブルー”がどれほどのものか確認するために。
前夜は高知の梶が森キャンプ場で、15年ぶりくらいのテント泊です。
道中の不思議なイチョウの木
鹿の親子発見!
ここは標高が高く、天文台もあるくらいなので、夜空の星はそれは見事でした!
天の川もくっきり見え、流星群の接近もあり、大きな流れ星がいくつも確認出来ました。
私は田舎育ちなので、子供の頃は綺麗な星空は見慣れていますが、
天空が広いと又格別ですね。なんか宇宙に居るようで・・・・
妻と、息子はこれほどの星空は初体験なので、大喜びでした。
三脚が無かったので、撮影出来なかったのが心残りです。(笑
今度は夜空の撮影にもチャレンジしてみたいです。
日の出前の雲海
翌朝は、運良く雲海も現れ、山のキャンプを漫喫しました。
トイレ汚いですが、無料のキャンプ場ですので、四国の方は是非どうぞ!
オススメです!
綺麗な朝日が顔を出しました!
表題の目的地「安居渓谷」はこんな所です。
ここ安居川は仁淀川の支流で、地質的には日本最大の広域変成帯である
「三波川変成帯」のど真ん中に位置しています。
文字通り変成岩で成り立っていますので、特徴的なのは、河原に青石と呼ばれる
薄緑色の石や、白っぽい光る石がゴロゴロしている事です。
この青石こそが仁淀ブルーの秘密で、高い透明度の水をより一層ブルーに見せる役割を
しているようです。
ここが一番の見どころ 「水晶淵」
流れが緩やかなのに底にゴミが少なく、コケも付いていないので、青が一段と
引き立ちます。
この写真は12時半くらいで、まだあまり日が当たっていません。
もう少し遅い時間、この時期なら13時~14時くらいが良さそうですね。
そしてブルーのクライマックスは、「砂防ダム下」
いやあ、まぶしい程のブルーでした!
生まれ育った実家にも綺麗な川はありますが、
こんな綺麗なブルーは見ることが出来ません。
仁淀ブルー 想像以上でした!
暑かったので少し下流で水に浸かると、やや渇水気味のためかそれほど冷たくなく、
ブルーの水面と、高い透明度の中で川魚(アマゴ)と一緒に泳げば、もう最高!
しばし楽園気分を満喫出来ました!
愛犬は嫌がってましたが・・(笑
川遊びをしている方も多く、近ければ又訪れたい場所です。
撮影目的でしたら、雨上がり後数日経過し、水の透明度が上がるタイミングで、
川底に落ち葉が少ない7月~9月までの時期が良いと思います。
そして同日、同じく仁淀ブルーで有名な "にこ渕”も寄りましたが、
滝により濁りが出るのか、透明度はさっきの安居渓谷には及びません。
かなり人も多く、駐車場から川までの高低差も大きいので、あまりお勧め出来ません。
近くでしたら、遊歩道が楽しめる「中津渓谷」の方をオススメ致します。
インスタで有名になった にこ渕↑ ですが、個人的には???
他にも同じ変成帯にある吉野川水系の汗見川や、愛媛県側の川なども綺麗と
評判のようで、機会あれば訪れてみようと思います。