2023年4月2日日曜日

加温開始しました。

 大幅に遅れていた最終ボトルへの交換も終え、いよいよ昇温開始しました。

菌糸は例年通り北斗さんのタダノヒラタケですが、少し緩めに詰めました。

以前はMAX温度26度まで上げスイッチ入れていましたが、今期は冬期間も長くしたので

24.5度くらいで引っ張ってみようと思います。


前回もお伝えしたとおり幼虫体重は乗っていなかったので、交換作業も苦行でした。(笑

まあ、これで頭の中はさっさと来期に向け切り替えます。

幸い91.6mmも91.7mmも元気なので、今期体重が乗っている2220ラインの早期や

補強した大型メスなどを使用し良いラインが組めそうです。

SRの血統に詳しい方から、2016年SG1ラインの配合割合が一定以上の方が

好結果につながるのでは?との情報も頂きましたので、考慮して組んでいます。

ペアリングステージで失敗しないようにせねば・・・・・



すっかり暖かくなり、先日大阪に来て初めて家族旅行に行ってきました。

1泊して南紀白浜・那智大社周辺。

初めての和歌山観光でしたが、見所が多すぎて時間が足りない感じでした。

駆け足でしたが、そんな中で気に入ったのはまぶしい白砂の白良浜ビーチと

熊野古道大門坂です。

白良浜ビーチはこんなのしか撮れませんでした。

海外の砂だけあり、本当に白いのでご覧の通り海の色もブルーでした。




大門坂は巨木好きの私にはもうたまりません。

すごいパワースポットですね。なんか空気が違ってました。

次回は高野山にも行ってみたいです。




桜の時期なので、近場(四国)の桜も貼っておきます。

どこもあまり有名ではないと思いますが、見栄えがする場所です。


宇多津町の「青の山」 山頂に古墳と桜があります。







近所の「鹿の井出水」 細い水路の両側に桜並木があります。


「八百萬神之御殿」ここは結構有名です。

本数が多く、ソメイヨシノよりピンク色が濃い桜でしたので、

昔話の「花咲かじいさん」の里?に来たような気分になります。


来年は、大阪の穴場ポイントでも探してみようかと・・・・。








2023年2月1日水曜日

ようやく管理表アップ

ブリードも途中経過が芳しくないと管理表を更新するのが遅れてしまいますね。 
なんとか追いついたので、ようやくアップロードしております。

ご覧いただければお判りのとおり、今年も満足な管理ができず苦しんでおります。 
引っ越し時に使用したプリンカップの影響と、新しいブリードルームを
使いこなせて いないのが主な原因です。 

ばらつきが大きく、ラインの優劣が全く分からないので、早期の選択も
悩みどころですが、そんな中でも2220ラインだけは明らかに体重が
乗っており、僅かな希望をもっています。 

オス親は主力の91.6mmではなく、2006ライン88.7mmなので、
今後の展開も広がりそうですね。 
幸いこのラインは早期の羽化サイズも良いので来期のブリードも楽しみです。

他では、91.7mm同腹♀と91.6mmを掛けた2208ライン
早期メスの形状が良いので期待できそうです。 

羽化ステージを無事乗り越え、92mmくらいのが羽化してくれないか?・・と
淡い期待をしております。 




 さて、昨年羽化個体のうち、香川県産についてご紹介していなかったので、
撮影してみました。 

香川産は昨年で9年目となりますが、サイズは二の次で、顎が長くて美肌個体を選んで
ブリードを 続けてきました。

こちらは、2014年~2015年にかけて綾川町のある地区で採集した個体を掛け合わせ、
選抜してきたラインになります。
形状も綺麗な個体が多く、数も多く採集してきた地区なので、すごく愛着がある系統です。

ただ、近年はサイズダウンのスパイラルに嵌まって、年々小さな個体が目立つように
感じていたのですが・・・・

なんと!

ついに 80mm という大きな個体が羽化してきました!





 先輩ブリーダーの間では、香川産でも80mmUP羽化を聞いたことがありますが、
「ついに我が家にも?!」という感じです。

 形状も悪くないので、来シーズン種親として使用してみます。





最後は、久々に愛犬に登場してもらいます。

老犬で本来はロン毛なのですが、若く見えませんか?
短髪カットも上達し、家族も気に入っているのでずっと続けております。
(もちろん本人はどうか分かりませんが・・)

Amazonで買った中国製のペット用バリカンを使用していますが、
パナソニックの自分用より良く切れます。(人間用では柔らかい毛は切れません。)

最悪使い捨てでもいいやと思い、安いを2本買いましたが、どちらもそこそこ切れます。
肝心の商品写真撮り忘れましたが、評価が良い商品でしたら大概大丈夫だと思います。
ワンちゃんを飼っている方がいらっしゃいましたら、自分好みにカットもできますし
役に立つかもしれません。

まあ、短髪にしなくとも、足の毛をカットするだけでも元が取れると思います。

それでは今回はこの辺で・・・・



2022年11月13日日曜日

仁淀ブルー「水晶淵」そのブルーの秘密

先週末は四国へ帰り、紅葉ドライブに行ってきました。
少しまだ早かったようですが、個人的にはこの位の色合いが好きです。

安居渓谷の紅葉


瀬戸川渓谷の紅葉



仁淀ブルーで有名な高知県「安居渓谷」にも寄ってきましたが、
この時期でもブルーは健在でした。

安居渓谷



一般的に雨量が少なくなるこの時期からは、
透明度は上がるものの、川底のコケや沈殿物、落葉などで
茶色っぽく映り、見栄えは悪くなります。
それでもこれだけの色を演出してくれる安居渓谷は、
他とどこが違うのでしょうか?


今回はそのブルーの秘密に迫ってみたいと思います。

ブルーを演出している大きな要因は、水の綺麗さはもちろんですが、
やはり川底の青っぽい「変成岩」の影響ではと考えました。
そうであれば、わざわざここまで来なくとも、
「同じように変成岩帯に流れる川であれば、
川底の石の効果で同じようにきれいに見えるのでは?」
と、昨年吉野川水系の川を見に行きました。↓



吉野川水系の川

こちらは同じように変成岩の川ですが、青っぽいのばかりで無く、
白や銀色のも入り、よりきれいに見えそうです!

実際見た時の感想も、
「やっぱり思ったとおり!わざわざ行く必要なし!」でした。

変成岩帯にある川の上流部であれば、十分「ブルー」が
満喫できると思ったのです。


   この淵↑なんかは最高に良い雰囲気で、水遊びに最適ですね。(吉野川水系の川)

ただ、川底の石を見るとコケに覆われ、石の演色効果はそれほどでも無いのか??
と帰り際、少し疑問が沸いてきました。
せっかくここまで来たのなら、同じ条件のこの日に本物の「仁淀ブルー」まで
行き、比較してみるのが一番確実では?と、
急遽、安居渓谷「水晶淵」まで足を延ばしたのです。




さて、行ってみると・・・・
本物はやはりすごかったです!

川底はコケや沈殿物が極端に少なく、透明度も全く違っていました!

水晶淵


水晶という名のとおり、川面から見ても違いが明確に分かります。

同じ日なので条件はほぼ同じはずなのに、この透明度の差は何か?


このように他の川とは全く異なり、川底がとても綺麗です。
コケがないので鮎は生きていけないですね(笑


上流まで足を伸ばしましたら、やっと謎が解けました。
これですね。↓


「砂防ダム!」

そう、すぐ上にはたっぷり土砂を蓄えた砂防ダムが2つ!
さらにグーグルマップで確認すると、その上にいくつも連なり、
なんと全部で10箇所以上!

砂防ダムは土砂が堆積しており、ダムの上は水がありません。
土砂の中に水流があるのです。
10箇所以上の砂防ダムの土砂の中を水が通り、濾過されるため
透明度が上がるのでしょう。

この砂防ダム群を抜け、放水口から湧水のように濾過された水が
川となって流れ出し、最初の深い淵がここ「水晶淵」なのです。

透明度が高いクリアな水ゆえに、川底にコケや沈殿物が少ない。
更に深すぎない「適度な水深」のおかげで、
川底の青石」が光を反射し演色効果を最大限に発揮して
この「仁淀ブルー」を演出しているという訳です。

実はこの砂防ダム下の淵が最もえげつない色をしています。
水晶淵で引き返さず、ここまで足を伸ばしてください。


上の写真は夏のものですが、先日11月でも川底はここまで↓綺麗でブルーです。

砂防ダム下の淵


当初「こんなに綺麗なブルーなのにダムなんて作って台無しやなあ・・」
と思っていたのですが、このクリアな水の立役者だったとは・・・


ですので、同じく仁淀ブルーの代名詞として有名な「にこ淵」より、
透明度という点では明らかにこちらが勝っています。

にこ淵の場合は、少し水量が減ったタイミングであれば透明度も上がってきますが、
コンディションの良い日は少ない上、川石もコケが生えて演色効果はイマイチです。
澄んだブルーを見たい方は、断然「水晶淵と砂防ダム」こちらをお勧めします。

ベストシーズンは、7月から10月頃だと思います。
冬場は水量が少なかったり、落ち葉が底に溜まるのであまりきれいに見えません。
ある程度の雨が降り、川底がきれいに掃除され水が落ち着いた時がベストです。

近くにお出かけの際は、ぜひ「安居渓谷」まで足を伸ばしてみて下さい。




オオクワの方は2本目への交換が終わり、やっと落ち着きました。
新ブリードルームの初年度ということもあり、エアコンのコントロールが上手にできず、
1本目から躓いてしまいました。

極端に温度差が生じてしまい、ひどいのはキノコが生えたり、劣化も全体的に早く
まだ若く小さい割に黄色くなってる幼虫が多い印象です。
最近やっと「マスカー」で風向きをコントロールし、安定し始めました。

又、採卵、投入時期と引っ越しが重なったため、多くは菌糸カップに入れたのですが、
蓋の穴が少なかったのか酸欠にになったようで、成長不良っぽい個体も多いです。

毎年こんな失敗ばかり書いてるようで、読んでてつまらないと思いますが、
皆さんも同じ過ちを犯さぬようご注意下さい。

来期の補強も行い、早くも来期の構想に入っております。

MUGENさんから



嶋原さんから


来年こそは失敗せず、満足できるブリードを達成したいと思います。


また、今年羽化個体の販売は、むしオークションに随時出品しておりますので、
よろしかったらご検討ください。


それでは今回はここまでです。ありがとうございました。


2022年9月25日日曜日

2021シーズン羽化結果

 この連休は、休みをもらい香川に帰っております。

あっという間に涼しくなり、買い物途中の畦で彼岸花がチラホラ・・・

群生地の斜面まで足を伸ばすと、ちょうど満開になっていました。




さて、羽化個体の整理が遅れていたオオクワの方ですが、

先日、妻に頼んで香川から運んでもらい、大阪で管理が出来るようになりました。

そうなった途端、今度はトラブル対応で愛知県岡崎市へ応援異動となり、

相変わらずドタバタやっております。


管理表も更新していますが、やはり1本目のミスで極端に小さい個体が大量に羽化しました。

大きな種親を使った割に80mm未満連発で、ちょっと恥ずかしい結果になっています。

また、単身赴任のため、羽化時期に暴れた個体は放置となった結果、不全も多くなりました。



そんな訳で、一握りの大きな個体のみ撮影しましたので、ご紹介したいと思います。

トップバッターは2118ラインから 89.1mm



父親は嶋原氏の89.8mm(90.8mm同腹)、

母親は体重の乗りが良かった2014ライン早期54.1mmです。

最終34.1gという軽い体重からの羽化が示すように細身のボディですが、

立派な顎でサイズを稼いでいます。

大変綺麗な個体なので、種親にする予定です。





続いて2120ラインから 89.2mm

頭をあまり上げてくれない個体ですが、水平にして最大値で計測しています。



このラインの父親89.9mmは、SR血統種元嶋原氏の準ギネス同腹インライン配合であり、

うちで大当たりした2016年SG1ラインの配合100%です。

(SG1×SG1の早期メスにSG1の♂90mmを交配した濃いライン)

期待の♂を使ったラインだったので沢山の幼虫を採り、体重も乗っていましたが、

大きな幼虫を数頭セミにしてしまったり、暴れ放置の不全などでもったいないことを

してしまいました。

本来は実力のあるラインではと考え、早期♀を今年沢山使用しています。



次に2102ラインから 89.6mm




このラインの父親89.6mmは2シーズン目で、昨年の91.6mmの父親でもあります。

顎はあまり長くなく、先端の曲がりが大きい個体ですので、一般的には

あまり好まれない形状だと思いますが、一応種親予備として残す予定です。




次に2107ラインから 90.0mm





このラインの父親も89.6mm、

2シーズン目で、昨年の91.6mmの父親でもあります。

顎が左右で少しアンバランスで、上翅にややシワがあります。

こちらも一応種親予備として残す予定です。



最後に今年最大個体

2019ラインから 91.7mm






最終44.1gから羽化してくれました!

父親は、先程ご紹介した準ギネス系SG1インラインの1902の89.9mmです。

形状もこの♂そっくりで、そのまま大きくしたような形状です。

顎は短めですが、スラッと直線的で、

ディンプルも無く綺麗な個体、荒々しい性格までそっくりです。

母親は、成績が良かった2015の早期53.1mmを使用しています。

来期のエースとして期待大です!



今年は、皆さん羽化成績が好調の様子で、販売した個体から超大型♂羽化のご報告を

沢山頂きました。

少ない飼育数で大型を数多く出される方もおられ、

お話を聞くと管理方法や設備など、それなりの努力と設備投資をされているようでした。

血統に関しては、配合を詳細に研究されている方も何名かいらっしゃいますので、

私自身も大変参考になります。

引き続きよろしくお願いします。



余品はお問い合わせいただければ直販できますので、メールフォームよりお問い合わせください。