改めて眺めると、やはり90mmが出たSG1ラインが大変優秀な成績だったと思います。
小さい82mm台のオスは菌糸劣化に気づかず、暴れて真っ黒なボトルの蓋裏で羽化していました。
幼虫時の経緯からすると、もっと大きく羽化しても良かった個体だと思います。
メスは多くを早期羽化に回したため、通常羽化は少なく、しかも羽が弱い感じのが多く
ブリード向きなのは少なそうです・・・残念
YGでは
YG24ライン(♂85.5mm(GMT様 G141Y 87.2同腹)×♀52.3mm(15M2 早期))が好調です。
クワ友の所でも88mmオーバーが出ているようなので、なかなかのアベレージです。
他に
N1ライン(♂85.0mm(YG GULL様1409 88.4同腹)×♀56.0mm(SR 89.0準ギネス同腹))
も頑張ってくれました。
菌糸の状態が良かったので、全体的に羽化不全がかなり少なくなりました。
飼育数が多く余虫も多く出ていますので、ご興味のある方はメールフォームよりお問い合わせ下さい。
さて、前回ちらっとご紹介しましたが、
SG1ラインの大型オス、本日写真を撮ってみました。
形状も、このライン顎はあまり大きくない個体が多いのですが、
この個体はなかなか立派で、比較的お尻が小さく、整っていると思います。
又、兄弟同様平べったいので、素人目に見ても良い種オスになるかも??なんて
感じています。
どこかで活躍してくれることを願っております。
サイズは現時点で87.7mm
3週間以上経過していますので、縮んだとしても87.6mmはキープ出来そうです。
最後に、久しぶりにフィールド写真を添えておきます。
甥っ子からカブトムシ、ノコギリ、ヒラタのリクエストがあったので、
お盆の帰省前に急遽息子と採集に行ってきました。
(オオクワはおとなしいので要らないそうです。笑)
珍しくミヤマが捲れに隠れていました。
以前大型ヒラタ、オオクワが居た木 樹液が少なくなって何も居ませんでした・・・
ブレてますが、大きな玉虫でした!
かっこいい! 水牛型の顎がちらり見えてますよ。
ノルマ1種類達成!
小さいけどヒラタ入っています。
ここにもヒラタが入っていました。
最も暑い時間帯だったので、長時間は無理でした・・・
残念ながら、カブトのオスはゲットできませんでしたが、
ノコとヒラタは居ましたので、一安心。
カブトは庭の廃菌糸に自然繁殖している幼虫を持って帰ることにします。