先週少しだけ交換したところ、経過は良好のようで、
1本目好調だった一昨年を超えようかという滑り出しです。
ただ、序盤で最も体重が乗った下の個体は、
残念ながら潜らず ★となってしまいました。
もう1頭、36gオーバーも尻噛みで瀕死の重傷です・・・・
リスクが大きい頭幅測るのやめようか・・・・なんて考えてます。
いやあ、餌交換も下手で情けないです・・・・
この後の本番交換はより慎重に望みたいと思います。
前回は能勢の羽化報告だったので、今回は香川産です。
まず、以前成虫で割り出した、赤いオオクワガタ
覚えていらっしゃるでしょうか?
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赤みがかったオオクワガタ WD個体 |
採集記事
昨年は、このオス65mmを使用して
2ラインブリードしました。
1組目、AD1ライン
ペアリングしたメスは、同じ日に近くの切り株から
成虫割り出しした大型メス44.5mmです。
このラインは、大きいサイズと、オスの赤色を引き継いでくれればと
一番期待したラインでした。
さて、
結果は・・・
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代表個体 74.5mm |
サイズは、最大74.5mmと期待したほどでなく、
色も・・・・
んー
・・・・・普通。
そう、真っ黒 です(笑
形も顎が短く、WDに近いといえば聞こえは良いですが、
あまり好みではありません。
完全に期待外れです。
もう1つの AD2ライン
メスは同じ日に同じ木から成虫割出しした33.0mm
こちらも、赤みがかった個体を期待していました。
このラインからは、オス1頭のみで、この個体です。
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AD2ライン 70.3mm |
サイズも70.3mmとたいしたことなく、
形状も上のラインとよく似た感じで、あまり格好いいとは言えないかな・・・
色も・・・・
真っ黒ですねー(笑
という事で、
赤い色の継承は、 失敗
形状・サイズも 期待外れ
と、かなり残念な結果となってしまいました。
やはり赤い色は、血筋ではなく、餌や温度などの環境によるのでしょうか???
この辺はあまり深く追求せず、
この企画は終了したいと思います(笑
そんな中、
香川産で最も気に入った形状で羽化してくれたのがこちらです。
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AA6ライン 78.3mm |
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AA6ライン 78.3mm(同じ個体です。)
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AA6ラインからです。
このラインは2012年に採集し、
大変気に入っていた美形オス68mm(下写真)を
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2013年1月12日 3令採取 F0 68.0mm |
これが見事に成功し、どのオスもアゴが細長く、美肌のイケメンです!
戻し交配 効果抜群 です!
これほど形状固定がうまくいくと、ブリードも一段と楽しくなりますね。
今後のブリード配合計画の参考にしたいと思います。