2年前に仕込んだ庭の椎茸原木、この秋やっと本格化してきました。
嬉しい事に、立派な原木椎茸が続々育っています。
ただ、少し虫にやられてるのもあるので、犯人を捜してみましたら、
なんと、それは ダンゴムシ!
ナメクジは対策を施したのでほとんど来てないようですが、ダンゴムシも椎茸食べるとは・・・・
ちょっと困りますね。
対策立てねば・・・・
この原木も、役目が終われば、クワガタ小屋の餌として使用予定です。
この時期、椎茸は順調で良いのですが、ブリードルームは早くもキノコが出現!
こっちの方はちょっと困りものですね。
22度~23度くらいの温度なんですが、温度変化が大きいためか元気なようで・・・
嫌なキノコ狩り作業の時期となりました。
更に、10月に交換したボトルは自然早期羽化の兆候が・・・・
強制早期羽化も手こずっているのに、こんなに簡単に自然早期羽化が出るとは、
ちょっと意外です。
昨年は冷温庫だったため容易にコントロールできましたが、エアコンになると難しいです。
原因を考えてみると、
基本、交換時期はスイッチが入らぬよう温度を下げながら行っていましたが、
終盤の10月頃はもう下げ止まりとなり、設定はほぼ一定温度、日によっては気温がかなり上がる日がありました。
更に、菌糸も詰めてから1週間程度しか経ってませんでしたので、ボトル内の温度も高かったに違いありません。
そのため、成熟したメスは一斉にスイッチが入ってしまったものと思われます。
やはりダラダラ交換はダメなんでしょうか。
対策は又来期への課題としておきます。
強制早期羽化は8割程度は成功と思われますが、大きめのメスは、まだ蛹化の気配はありませんねー
31℃まで上げてるんですけど・・・・
んんー、やはり温度管理は奥が深い!
と、まあ今の時期、ブリードは暇なので、日曜日の午後時間を作り、今期初めて冬期採集に出掛けてみました。
オオクワガタ狙いですが、一般にはあまりオオクワガタがいないと思われている場所です。
初めての場所ですが、なかなか良い樹液木が集中していました!
夏に来ると楽しめそうですね。
肝心のオオクワ材もそこそこありますが、やはり薄い場所だけに居ませんね。
でも帰り際、大きなエノキの倒木がありました。
しかも最近倒れたっぽいです!
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立派な倒木 |
キノコが枯れ朽ち方も申し分ありません!
オオクワエリアなら、かなり高確率で入りそうな木ですが、どうでしょうか???
早速リュックを下ろし、先端部の折れた太い枝に斧を入れると、
いきなり来てます!
おおおー
かなりの食痕!
しかし、よく見るとスカスカでコクワっぽい感じもしますね。
慎重に少しづつ削っていくと、
やがて、1本の太い食痕になりました。
んんー良いですねーこれは間違いないでしょう!
写真を撮りながら、この時点で確信しました。
あとは、じっくり楽しみながら追い込むだけです。
・・・・・・・・やがて、幼虫が現れました。
ちょっと小さいメスかな???
記念撮影をし、手に取ると・・・・
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太い食痕と小さな幼虫 |
・・・・まさか???
まさかの、コクワちゃんでした・・・トホホ
コクワとしては立派なサイズです。
よくエノキの良材にいるコクワは大きいので間違いやすいと聞きますが、
まさにこれなんですね。
“まだまだ食痕では同定できないオヤジ”の巻でした(笑
このコクワちゃんはちゃんと羽化させて帰してやりたいと思います。
それにしても、このエノキなかなか良い具合に朽ちてますので、来期の産卵材として、
先端部を少し戴いて帰りました。
この日はこれが一番の収穫だったでしょうか(笑