2024年9月16日月曜日

2023シーズン羽化報告

ブログ訪問してくださる皆様こんにちは。

遅れていた新成虫の掘り出しもやっと終わり、管理表も更新しました!

今年も暴れが多く、苦労しましたが、アベレージは昨年より上がった印象です。

残念ながら、自己レコード更新とは成りませんでしたが・・・


それでは、早速羽化個体の紹介です。

2301ライン(91.6mm(2006)×57.6mm(2118))から

90.0mm

5/6  三階松555T 

9/5     32.0g  北斗タダノヒラタケ

11/18 38.0g  北斗タダノヒラタケ

2/23   36.6g  北斗タダノヒラタケ

6月羽化





2305ライン(91.6mm(2006)×51.4mm(2226))から

90.4mm

5/19  三階松555T 

8/31    30.8g  北斗タダノヒラタケ

11/17  41.1g  北斗タダノヒラタケ

2/23   42.2g  北斗タダノヒラタケ

6月羽化




2322ライン(89.1mm(2118)×50.3mm(2221))から

90.9mm

5/15  三階松555T 

8/28    31.3g  北斗タダノヒラタケ

11/17  38.0g  三階松555T

2/19   38.7g  北斗タダノヒラタケ

6月羽化




同じく2322ライン(89.1mm(2118)×50.3mm(2221))から

91.3mm

5/15  三階松555T 

8/28    31.0g  三階松555T

11/17  35.4g  三階松555T

2/21   38.1g  北斗タダノヒラタケ

7月羽化

この2322ラインは体重の乗りはそれほどでもありませんでしたが

細身でサイズが出る形状です。


90mmオーバーは以上の4頭のみでした。

ちなみに2305ラインは里子先でも90mmオーバーが出ています。

その羽化写真を頂きましたので、ご紹介します。

ふぃりっぷたいきさんより

90.2mm(当方2305ライン)

3本返しとのことなので、管理が大変上手だと思います。



里子ではありませんが、販売した個体から大型羽化のご報告もありました。

三階松さんのサイトで紹介されていますが、

ayuさんより 

88.0B(当方2120)×54.1(当方2113)から

90.5mmが3頭、90.1mmが1頭の 計4頭もの90mmオーバーを作出

されています。

管理表を見せてもらいましたが、他にも89.1や92Bが2頭など、大変豪華なラインに

なっていました!

初ブリードとのことですが、配合含め素晴らしいスキルがあると推察します。



あと、毎年大型羽化のご報告を頂いている中川原さんから今年もご報告頂きました。

93.5B(中川原氏ブリード(88.9(当方1931)×57.6(当方1904)))×57.2(当方2120)より

2頭のご紹介です。

ayuさんと同じ2120ラインから出ていますので、興味深いです。

羽ズレのため左右の中間を取って90.2mmとのことです。


同じラインから90.4mm


ほかの虫からも91.2、90.5、90.0、92.5Bなどが羽化されたそうで、毎年コンスタントに

大型を羽化させています。

昨年は参考になる情報なども頂きまして、感謝しております。

皆さんご報告ありがとうございました。


クワガタの話題はこのへんで・・・・

最近は平日夜にクワガタ作業、週末は高松に帰り、家庭菜園をやっています。

廃菌糸を肥料としてストックしていますが、自然とカブトムシが産卵に来ているようで、

この夏は沢山カブトムシの死骸が見つかりました。

今度、幼虫を確認してみたいと思います。

まだまだ残暑厳しく、草刈りと水やりが大変で、夕方にはヘトヘトですね。

週末しか作業ができませんので、今のところは果樹ばかり植えていますが、

会社を引退する頃には、野菜もやろうと思っています。

果樹は苗からなので結実するには時間が掛かりますが、お披露目できるくらいになれば

様子を撮影し、ご紹介したいと思います。


代わりに先日帰省した際、初めて「うなぎ穴釣り」に成功し、はしゃいだ写真でも

見てやってください(笑



スピアフィッシングなら昔良くやってまして、うなぎも大きいのを捕ったことがありますが、

穴釣りは初めてだったので大変うれしかったです。

2匹採れたので、家の前の漁港でバーベキューして頂きました(笑

サイズがあまり大きくなかったので、脂の乗りはそれほどでもありませんでしたが

貴重な天然うなぎ、ありがたかったです。

実家の両親と家族

高知県 甲浦港


それではこのへんで。

また近いうちに「活動報告」?いたします。

2024年1月21日日曜日

2023管理表をUPしました。

年末はコロナも落ち着いたため、妻と双方の実家(千葉~高知)を回ってきました。
車でしたのでなかなかハードでしたが、道中ペットと宿泊出来る宿で一泊し、
リラックスすることが出来ました。


朝、部屋から見えた富士山に感動です!


富士浅間神社にもお参りしてきました。


我が家の愛犬もあっという間に9歳になり、そろそろおじいさんです。
引き続き健康でいてくれればと願ってきました。


クワガタ作業では、滞っていた管理表をなんとか3本目まで完成させました。
 この後2月中旬からの最終ボトル交換は、直接入力しますので随時確認出来ると思います。
 
当ブログはパソコン表示のフォーマットなので、スマホの場合管理表へ入りにくいようです。
 (スマホではウェブバージョン表示にすると見ることができます。 
  スマホ持っていないので、最近まで分かりませんでした(笑)) 

 ■以下に数年先までリンクも貼っておきますので、必要な方はご確認ください。

  2023管理表    2022管理表    2021管理表

  2020管理表    2019管理表    2018管理表


今シーズンはカンタケの菌糸も使用していますが、ブリードルームや、使用ボトルなど
我が家の環境を 合わせられず、期待したほど伸ばすことが出来ませんでした。 
1本目投入タイミングが少しずれた個体が多かったように感じます。
来期は改善を試みると共に、従来の菌糸リレーも復活させる予定です。

大当たりしてそうなラインも無さそうなので、早期の組み合わせも悩みそうです。

 その早期ですが、今年は蛹化温度が高すぎたようで、不全や★が大量に発生しております。
 ご予約頂いている方も多いので、良いご案内が出来ないかもしれません。 
そろそろ固まるので、確認して御連絡させて頂こうと思いますので、少々お待ちください。

それと、昨年羽化の成虫もまだ在庫があります。
有力ラインはほとんどありませんが、この時期なので値下げしております。
よろしければむしオークションをご確認ください。

それでは今回はこのくらいで失礼します。








2023年11月19日日曜日

大鍬形フェスティバル2023

この度、大変うれしいことに 11月26日(日)に開催される大鍬形フェスティバル2023に

余品を出品させて頂くことが決定しました!



お誘い頂きました関係者の皆様ありがとうございます。

この場を借りて御礼申し上げます。

残念ながら私本人は参加出来ませんが、MUGENさんのブースに展示させて頂きますので、

ご来場の際はよろしくお願いいたします。


現在急いで選定中ですが、有力そうな個体から、訳有お買い得個体まで20頭前後を

考えております。

各個体には手書き管理表は付きますが、系統図が付いていませんので

このブログでご参照頂けるよう下記にまとめました。

お手数ですが、こちらの表をご参照ください。


又、当ブログでは系統図より更に遡ってルーツを辿る事も可能です。

パソコン表示(スマホではウェブバージョン表示をタッチ)にして頂きますと、

右サイドバーにブリード開始2015年以来のすべての飼育表が参照できるように

なっておりますので、少し手間は掛かりますが確認可能です。

沢山のご来場をお待ちしております。


むしオークションの方でも随時出品中ですので、よろしければご検討ください。

むしオークション

11/29 配合表の2219ライン、2223ライン、2231ラインに誤りがありましたので修正しました。




2023年9月18日月曜日

2022シーズン羽化報告

 ブログ更新が滞ってしまいましたが、新成虫の掘り出しも終わりそうなので、

このあたりで羽化報告としたいと思います。


2022年組は、引っ越しのドタバタや新しいブリードルームの管理に苦戦したため、

幼虫経過も芳しい状況ではありませんでした。

必然的にサイズも伸びず、80mmに満たない小さな♂が大量に羽化しております。

管理表を随時更新しておりましたので、ご存じの方も多いと思いますが、

大きな種親を使っているにも関わらず、こんなに小さいサイズを多産しているブリーダーは

私くらいではないでしょうか(笑


そんな中でも、例外的に大きいのが少しだけ羽化しましたので、ご紹介したいと思います。



7月初日に羽化したこのボトル。

最終体重41gからです。



大きいのが羽化するとしたらこれかなとは思っていましたが・・・

7月末に掘り出すと期待通り立派なサイズでした。


SR2208ラインから 92.2mm!

見事自己レコード更新してくれました。


餌は1本目、2本目がEXCEEDクラフトさんのレビンG

3本目、4本目は北斗惠裁園さんのタダノヒラタケです。

(G-POTの容器ですが、中身は違います。)


父親は2006ラインの91.6mm

母親は91.7mm同腹の2119ライン早期羽化53.6mmで、

両親に91mmUPの血を持"鉄板"の組み合わせでした。

顎は母方の91.7mmにそっくりでスラッと伸びており、

上翅は父親の91.6mmのように光沢があるタイプです。

両親の系統をしっかり受け継いだ良個体ではないでしょうか。

今年の羽化は期待していなかったので、大変うれしい1頭でした!





90UPはもう1頭だけ羽化しています。


SR2220ラインから 90.3mm

がっしりした個体でポテンシャルを感じます。


餌は、同じくレビンGと北斗タダノヒラタケのリレーです。

父親は、2006ラインの88.7mm(91.6mm同腹)

母親は、2118ラインの54.3mm早期羽化


このラインは体重が乗っており、ブリードしても楽しめそうなので、

種親決定ですね。



90mm以下ですが、もう1頭種親候補をご紹介します。

SR2206ラインから89.5mm

餌は同じリレーで

父親は、2006ラインの91.6mm

母親は、2101ライン52.3mmです。


このライン、同腹の成績は振るいませんが、

この個体はなかなか整った形状ですので、期待の1頭です。


以上、飼育数の割に大型が少ないですが、羽化報告といたします。


ここ数年は、"大当たりライン"みたいな状態にならず、いくつかのラインから

本当に少なく"散発的"に大型が羽化するといった状況です。

やはり、飼育方法をミスしているのは間違いなさそうで、

今シーズンこそは満足した飼育を行いたいものです。



さて、今年も虫を購入して頂いた方から沢山の大型羽化のご報告を頂きました。

中でも昨年に続き、今年も抜群にすごかったのが、

90mm台4頭、91mm台2頭という"凄腕"のNさんです。

いつまで経っても上達しない私は、この方から最新の飼育ヒントを頂きましたので、

今後試してみたいと思っています。


やはり、結果を出している方は研究熱心で、きめ細やかな飼育をされているなと

感心させられました。

その点では、あまり飼育数が多いのも良くないかと感じております。

そう感じている2023シーズンですが、例年通り幼虫採りに苦労しつつも、

粘って採卵させ、結局昨年の数に近いくらい採ってしまいました。

来年こそは減らそうと思います・・・・笑


今年のブリードで感じたのは、大型♀からの幼虫取りが難しい事です。

58mmくらいから少し難しいなと感じていましたが、60mmクラスは全く駄目でした。

囓っていても空砲ばかりなので、交尾がうまく成立していないのではと感じます。

大型♀は同居期間を少し長めにし、同居回数も増やす方が良さそうですね。





最後は、いつものようにブリードに関係ない写真です。

夏に家族で高野山を初訪問しましたが、なかなか見所沢山で圧倒されました。

すごいパワースポットですね!

特に壇上伽藍や金剛峯寺は想像以上に立派で、奥の院へのルートは巨木と苔むした墓地が

写真では表現できないような独特の空気を生んで、別世界のようでした。

奥の院参道





金剛峯寺

家族にも好評で、息子曰く、「今まで行った世界遺産の中でダントツに良かった」そうです。

そんなに数多く回ってませんが・・・(笑