近頃は温かい日が続いていますが、もう庭の サルナシ が成熟する季節になりました。
このサルナシ、小学生の頃は山に自生しているのをよく取りに行ったものです。
木(正確にはつる)は多かったのですが、メスの木で結実する条件の良い木は希少で、
縄張り争いみたいなのまであり、仲間うちではアケビより人気がありました。
地元での呼び名は"チンチロリン” (笑)
初めて地元のスーパー〝コーワ海南” でキウイを見た時には、その大きさと表面の毛に驚いたもので、
小学校でも、"巨大なチンチロリン”がスーパーに売っていると話題になっていました。
ちなみに味はキウイそっくりです。
というかそのもの??
野生のはキウイよりやや薄味ですが、改良された園芸品種はキウイより味が濃厚なものもあります。
樹上で熟し、簡単に手で割って食べられるため、キウイのように皮むきに"構える”必要は無く、
手軽なおやつになるお勧めの家庭果樹ですよ(笑
さて、余談はここまでで、本題ですが、
今シーズンの オオクワブリード
幼虫取りから苦労し、1本目投入が遅かったため、2本目交換も10月末までかかってしまいました。
菌糸は良いものだった筈ですが、菌を回す養生期間中にボトルを過密状態にしてしまい、
互いの発熱で、ボトル内温度が異常に高くなってしまったようです。
その影響で、一部菌が死んだり、劣化が早くなってしまったものが多数出てしまいました。
まだまだキャリアが浅いため、毎年失敗の繰り返しをしていますね・・・・トホホ
そんな影響からか、
総じて、2本目への交換結果は、体重・頭幅共昨年のレベルには達しておりません・・・
飼育数は過去最高となり、種親サイズもアップしていたので、期待していたのですけれど、本当に残念です。
35gオーバーも2頭のみで、最大はこちらでした。
能勢1番ライン 86.0(A9-20)×56.0(shima様能勢 872同腹)
頭幅も13.9mmあり、まだ皮も薄そうなので、もう少し体重は乗りそうな個体です。
そこそこに乗って、完品羽化してもらいたいものです。
その他のラインは、あまり極端な差はありませんが、やや早めに交換した個体が多いので、
次回、3本目交換時は体重を伸ばしてくれる事を期待して待つ事にします。
飼育数も増え、庭の菌糸捨て場にも、大量のカブト虫が自然に繁殖するようになったのですが、
最近、何者かが掘った痕が目立つようになっていました。
こんなところにイノシシは来ないでしょうから、最初は"野良猫??”
と思っていましたが・・・、
先日、妻が庭でイタチを見たと言ってたんですよね・・・・
・・・??? なるほど!
合点がいきました!
犯人はそいつに違いありません!
いかにも幼虫漁りそうじゃないですか?
まあ、飼育している訳では無いので、どうでも良い話なのですが、
最初こそ幼虫入れたものの、せっかくここ1・2年、自然と繁殖が始まったのに、
正直何だかちょっと悔しい気持ちはあります。
ただ、防ぐすべが思い当たりませんので、祈りながらこのまま経過を観察するしか無い状態です。
何頭かは無事羽化までこぎ着けて欲しいものですね。