子供達のガイド役に徹してました。
例年のように、一族の子供が集結し、皆が楽しみにしている海、山、川へ・・・・
実家の辺りは、今でもたっぷり自然が残っており、港内の磯以外は
私が子供の頃とそんなに遜色ありません。
例によって、"漁” 好きの子供達、今年は収穫が凄かったので、ご紹介したいと思います。
まず、海では、じいちゃんと網でカニを大量ゲット!
これ以外にも まだ採れたんですよ! |
昔は普通に捕れる量ですが、最近では珍しいくらいの大漁だったようです。
私も、今回のような大型のタイワンガザミは、初めて見ました。
このカニは、一般のワタリよりは大型で、剥きやすく、味も良いので、
この辺りで今では最も喜ばれるカニです。
モノサシで爪を測定中! 青くても茹でたら赤くなります。 |
カレーの大皿が小さく見えてしまいます(笑 |
なんと、爪の部分だけで16cmくらいあります!
足が太かったらズワイと同じくらいですねー
ただ、湾内の海については、カニや貝なんかは、かなり少なくなったようですね。
干潟や磯を埋め立て、沖には消波ブロックが入ったため、
産卵場所が減ったり、潮の流れが変わったからでしょうかね・・・
私が小さい頃は、祖母の家の前の防波堤でカニを突いたり、釣ったりしていました。
運が良ければ、あの”ノコギリガザミ”も捕れたくらいですから。
ぼくは波が怖かったよ・・・・・ |
そういえば、昔は中学校にはプールが無かったので、
(今でも無いと思いますが)
夏、体育の時間はビーチで授業(?)というか、遊んでいました(笑
下水道の整備で流れ込む川の水質が改善したためか、
水質は昔よりきれいになったような気さえします。
青や白のきれいな色した天然のハマグリ、
脇の磯にはテーブルサンゴやエダサンゴなんかもあるんですよ。
次に、川、
今、息子がハマっているのが、"川エビ突き”
少し行けば有名な川もあるのですが、
入るのは、いつも実家の仕事場の隣に流れている小さな川。
小さなエビ突き師たち |
川幅もこの写真のように小さく、
川エビや天然の鮎が昇ってきます。
漁業権も無く、昔から夏になると地元の子供達が、エビや鮎突きを
楽しむための川みたいなものです。
突く道具は通称 ”チャン鉄砲”
ゴムの力で小さな金突きを押し出し、獲物を突き刺す仕掛けで、
岩陰に潜む手長エビや、時には鮎を狙う訳です。
小学校高学年くらいになるとそこそこ捕れるようになり、好きな子はハマってしまいます。
人間の狩猟本能が現れるんでしょうか?
私も少年時代は毎日のようにやってました(笑
こんなふうに狙って、発射します。
見事、良形のが捕れたようですね!
最も立派だったのはこいつみたいです。
この日は、ヤスで大きな鮎を仕留めたと思ったら、
更に上流に登り、水が干上がりかかったところに鮎が集まり、
つかみ取り状態だったらしいです。
しばらく雨降ってない様でしたから・・・・
鷺の餌にならないうちに、大部分を捕ってきたようで、
見たら、何と25cmもある大型が混じっていました!
これにはびっくりです!
これは私の手です。 驚いて写真撮影しました(笑 |
ご覧の通りの川なので、餌も乏しく大きくならないのですが、
縄張り争いに勝つ奴は、こんなにも違うんですかね??
それとも噂で聞いた事あるのですが、去年の生き残り鮎か??
とにかく、隣の痩せた川でこんな大きなのを見たのも初めての経験でした。
以上、実家の田舎自慢になってしまいましたが、
今でも、帰省すると変わらずに子供達に貴重な体験をさせてくれる
自然の恵みに感謝せずにはいられません。
そう、そう、山 忘れてましたが、
クワガタ採りだけは香川の方が良いですね。
甥っ子達を連れて2度行きましたが、小さなコクワのみ・・・・
なので、先日香川で確保しておいた、ミヤマやノコギリたちが大活躍してくれました(笑
最後に、クワガタの画像が無いと寂しいので、先日のワイルドオオクワガタを撮影しました。
まずは、8/4 19時30頃 息子と採集した個体です。
8/4 夕方息子と採集 53mm |
上記個体 この角度からは傷が良く確認できます。 |
次は、8/9 17時頃 息子と採集した個体です。
8/9 夕方息子と採集 59mm |
正確に測定すると8/4採集個体が53mm 8/9採集個体が59mmでした。
最初の中歯はよく見ると傷があったり、顎が摩耗していましたので、
昨年羽化した個体かも知れません。
今までは、高い場所のメクレに多いと思っていましたが、今回2頭とも低い場所に居ましたし、
昼間は難しいと思っていましたが、昼間でも採れました。
(8/4の個体も、昼間からその場所に潜んでいたと予想されます。)
昼間採れたのは、ライバルの大きなヒラタが居なかったから、
低いメクレで採ったのは、他の採集者が入っていなかったからだと思いますが、
今までの思い込みを覆してくれる"採集結果”でした。
更に、羽化個体
こちらは、1/12に3令、10.6g 頭幅11.5mm で採集し、5月に羽化た個体です。
上のWDと比較してしまいますと、やや太く見えますが、ほんとにスラッとしています。 |
今流行のガッシリしたタイプではなく、顎が細長くスラッとした美肌のイケメンです!
サイズもF0としては大きい72mm!
香川産では、今年羽化で一番気に入ってる個体です。
この時、メスは採れていませんが、近くで採集した個体のラインがありますので、
来期ブリードしてみます。
香川産も来期の種親候補がキャパを超えそうなので、少し整理中です。
WD、F0、F1を少しヤフオクに出していますので、香川産に興味のある方は、
是非ご検討ください。
(WDはかなり高額となってしまいましたが、F0、F1はあと少し出品予定です。)
さて次は、頑張って能勢YGの方も整理しご報告したいと思います。
おはようございます。
返信削除ご実家素晴らしい環境下にあるんですね!
こんなところで育ったju|_tsuさんだからこそそのオオクワ採集においても超天才的業を発揮されるのですね!
さかな、エビ、カニ私も小学生ではありませんが獲ったどぉ〜したいです(笑)
親分さん
返信削除コメントありがとうございます。
そう、実家は田舎なんですよ(笑
去年の記事を見てみると、全く同じ様な事やってますねー
子供の頃の専門は山遊びでしたが、クワガタ採りは全くやってませんでしたよ。
ですから、今は本当に運だけで楽しませてもらっている感じです。
良い種親も採集できたので、そろそろブリードに力を入れます(笑
とったど~ ですか?!
親分さんがこっちの川に入ると、上手すぎて獲物が居なくなりますよ!
子供達にしかられます(笑